JCDAウエルカムトレーニング

先週日曜日は、JCDA（日本キャリア開発協会）のウェルカムトレーニングに行っておりました。
ウェルカムトレーニングとは、国家資格キャリアコンサルタントに合格した人でJCDAに加盟した人を招待し、JCDAの説明やピアトレーニングというコンサルティングの練習を行うイベントです。

10時過ぎに京阪電車天満橋駅に到着。ここから徒歩5分ぐらいのエルおおさかという労働関係の組織が入居・利用しているビルで10時30分から開始。午前はJCDAの説明があったあと、グループに分かれて自己紹介など。この日はざっとみたところ新しく合格した人が30名、スタッフが15名、過去に合格して練習のため参加している人が15名ぐらいで全員で60名ぐらいおられた感じでしょうか。

午後は15名ずつ4つのグループに分かれて、ピアトレーニングを3時間半ほど行いました。最初は講師からレクチャーを受けてその後3～4名の小グループに分かれ、キャリアコンサルタント役、相談者役に分かれコンサルティングの練習を行うという内容。相談内容に規則や前提はなく、ほぼ相談者役となった方のリアルな内容が多いです。もちろん、その内容の持ち出しは禁止です。

コンサルティング技術の向上が目的なので終了後の指摘もかなりシビアで、それなりにエネルギーを消費します。自分が批評する役になることもあるのでいい加減なことは言えません。かなり濃密な時間をすごして16時40分にプログラムは終了。
ここまでは年間費内で受けられるので、この日のための出費はありません。

その後17時30分から懇親会があるのですが、こちらは希望者のみ。4500円を支払い参加します。私はほとんど酒を飲まないので飲み放題前提は負担が少し重い感じがしないでもないですが、キャリアコンサルタントとして「つながり」が広がる絶好の機会と考えました。

実際、いろんな方とお話する中で、自分の今後についてとても参考になる話、つまりキャリアコンサルタントとしてフリーランス活動を考えているのですが、それを実践しておられる方と話をして方向性が見えてきましたし、企業に所属してキャリコンをされている方からも資格を活かして企業なら退職になる歳でも現役で仕事をやっていける可能性を感じました。

みなさんが共通して言われていたのは「つながり」の大切さ。簡単にいってしまえば、我々がめざすキャリアコンサルタント資格を活かした仕事は、ハローワークや就職エージェントの案内には出てこない。ほとんど口コミやコミュニティを通じた声がけだと言うこと。これは、募集する側の心理やリスクヘッジの観点からも納得できます。

懇親会は2時間でしたが、とても有意義なお話を聞かせてもらったうえに、新しい「つながり」が広がった会だったと思います。