ロニスの写真展

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少し前ですが、京都・四条の何必館で開催されている「ロニスの愛したパリ・写真展」に行ってきました。
ウィリー・ロニス(Willy Ronis)は1910年生まれ、2009年9月に亡くなった、フランスの写真家です。両親がユダヤ難民であり時代的なこともあって、ナチスの迫害による影響を受けており、それが写真に反映している作家でもあります。
ロニスは家族と平和、愛などを追い続け、写真でそれらを表現しています。

展示されていた写真はすべてモノクロ。パリが舞台ということもあって、ブレッソンを思い起こさせます。作風も似ていますね。そう、私の大好きなタイプの写真です。

ロニスの写真も素晴らしいのですが、展示されている建物もまたおもしろい造りになっています。
5階建ての建物で、複数のフロアで写真が展示されているのですが、その5階には建物の真ん中にもみじが植えられた庭があって、天井は開いています。

何必館の方にお伺いすると、屋根が閉まるような構造にはなっていないとのこと。多少の雨なら排水できるよう設計されているが、最近のゲリラ豪雨では人間の手で排水しないといけないので大変、とおっしゃっていました。

展示の詳細はこちら

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