キャリアコンサルタントとして

キャリア研究

少し間が空いてしまいましたが、無事キャリアコンサルタント試験に合格しました。学科は3月の試験で取っていたので、今回7月の試験では実技のみの受験でした。実技といえども、この国家資格キャリアコンサルタント試験では、論述と面接の2つの試験を受ける必要があります。この合計点で合否が決まりますが、それぞれに不合格ラインの設定もあり、片方のみが高得点だとしても合格できるとは限りません。

なにはともあれ、合格できたのでこれからは本格的に仕事の確立に向けての活動を始めます。資格はどの種類でもそうなのかもしれませんが、合格したからといってすぐ仕事があるわけではありません。会計士や司法書士などはそれぞれ既存の事務所等に所属して活動するパターンが多いかもしれませんが、キャリアコンサルタントは最近できた資格ということもあり、王道というものがありません。そして、正直なところ、これで食っていけるのはかなり難しいというのは、会社を辞めてから気づいたことでもあります。うーん、困った。

でも、いつまでも「困った困ったどうしよう」では前に進みませんので、いろいろ進め方を検討しているところです。いちばんの理想としては、企業等の正社員にはならず、フリーで仕事をもらいながら自分の目標に向けて仕事をしていくスタイル。
多くの人が考える絵ですが、そう簡単にはいきません。というか、正社員になることさえ難しい様子です。就職エージェント等で検索しても、このキャリアコンサルタント資格を生かしてできる仕事はほとんど見つかりません。4月に実技を落としたとき、ある就職エージェントに登録してここ数ヶ月いろいろ確認してきたのですが、見事なくらい、仕事がないです。(笑) あっても、かなり給料は安いし、東京だったりします。「厚生労働省が強い意志でキャリアコンサルタント増員を推し進めてきたのに」と文句を言ったところで、有効な求人は出てきません。でも、あきらめず広い視野で取り組んでいけば、そのうちなんとかなるのではと現時点では楽観的に考えています。

フリーを理想としていることで、ここ数日、独立してフリーで仕事をされている方をお話する機会がありました。どちらも私から声をかけ、仕事の取り組みについて細かく聞かせて頂きました。ひとりは男性のキャリアコンサルタントの方、もうひとりは女性カウンセラーの方です。それぞれの仕事に誇りを持ち、かつ、めざすものをしっかり持っておられました。きちんと社会に貢献する目標です。
厳しい環境でも、ポリシーを持ち取り組んでおられる姿を見て、勇気をもらいました。

フリーでやっていくには、武器が必要です。いま、そちらもいろいろ考えているところで、もう少し形が見えてきたら、ここで書いてみたいと思います。

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