2000・2001年の記録
2000.11.25 奈良公園

写真趣味再開。古いカメラを取り出す。
樋渡さんと大阪のカメラ店をまわったあと、勢いで奈良公園へ。近鉄の特急に乗って遠足気分。
これで完全に火がついたが、それが樋渡さんにも飛び火したようだ。

CanonAE-1プログラム New FD28mm F2 フジクローム TREBI100



2000.12.16 大阪南港

どこでどんな写真を撮ればいいのかよくわからないまま、何とか写真になりそうだと思って大阪南港へ行く。夜景も考えていたので三脚持参。夜までコインロッカーに預けた。
露出は自信なかったのだが、昔取った杵柄で、カメラがはじき出した露出からいくつか補正をかけて撮ってみた。

Canon T70 TAMRON28〜70mm F3.5-4.5、NewFD28mm F2、NewFD135mm F2.8
エクタクロームダイナハイカラー100、フジクロームプロビア400F




2001.1.6 京都・四条あたり

年末に買ったEOS7をたずさえ京都へ。しばらく写真をやっていなかったので浦島太郎気分。機能が詰め込まれたカメラを使いこなすのに難儀しながら、自分なりに光景を切り取っていく。フィルムは発売されて間もないプロビア400。これを常用にできるかのテストも兼ねていた。粒状性は問題ないが、価格が高いので常用するフィルムではない。このあたりもまだまだ手探り状態でまた楽しい時期でもある。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6 フジクロームプロビア400F




2001.2.4 枚方・京街道

碧惟が寝付いたので、モノクロフィルムを詰めて枚方の旧街道へ。2時間弱、周辺を撮り歩く。

Canon EOS7 EF28〜135mm ネオパン 400 PRESTO




2001.2.25 阪堺電車沿線

下町の雰囲気を狙って、路面電車を絡めて撮れる阪堺沿線へ。上町線の北畠から堺市内へ。何をどう撮ればいい写真になるか、全くわからず撮っていた頃。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6 フジクロームプロビア100F、 フジクロームTREBI400



2001.3.11 東大阪・布施〜石切

 駅を降りると、ずいぶんさびれている。予想外の静けさに、一瞬「降りる駅を間違ったかな?」と思う。しかし、「←石切神社」の文字があるので、間違いではなさそうだ。
 表示に従って、坂を下る。ここは、生駒山系のふもとに位置するが、それでも駅からは大阪平野が一望できる高台にある。近鉄奈良線も、この駅を出てすぐにトンネルに入る。出口は奈良県だ。

 線路沿いに坂を下ると、にぎやかな町並みが現れた。どうやら、こちらがメインの改札口らしい。
 さらに少し下ると、両脇に店が並び、クルマが通れないような狭い道が坂の下の方へと続いている。いかにも参道らしい風景だが、少し歩き始めて違和感を感じた。あやしい店が多いのだ。霊感やら占いやら、得体の知らないものを置いている店など、どう見ても普通の参道ではない。
 まあ、おかげで被写体は山のようにあるということになるのだが。
 石切神社は坂の下の平野部にあり、駅から1kmはあろうかと思うのだが、あやしい店のおかげで、全く退屈しないですんだ。

 あとで聞いた話だが、なんでもこの石切さんは中年以上の女性が多く訪れていたらしく、衣料店もそういう品揃えだった。しかし、ここ数年、普通の店が閉まり、占いやら霊感の店が増えているという。話のネタに手相をみてもらったのだが、その占い師が言うには、店の数はこの1年でも倍増の勢いらしい。ますますあやしい。

 ちなみに、みてもらった結果だが、人間的にはけっこう的を射ている様子。会社のことを聞くと「秋の状態です」
おいおい、今でも十分しんどいのに、これ以上悪くなるというのか? 否定しきれないが・・・。
 料金は、手相のみで1千円。姓名判断込みなら2千円。上限は果てしなさそうだ。

 ただひとつ、印象に残った風景があった。不気味な木を真剣になでている親子がいた。娘らしい女性は20歳前後だろうか。何かいわれのある木なのだろう。なにげなくその不気味な木を眺めていると、母らしい人がささやく声が聞こえた。
「あなたの病気がはやく治るといいのにね」
現代医学をもってしても解決しない病気は山のようにある。不幸にも若くしてわずらったであろう彼女の苦しみは誰にもわからない。信仰があやしさを漂わせているといえども、それで少しでも心安らぐことがあるならば、誰が彼女のことを笑えるだろうか。

 そのあと、僕は、一歩下がってこの参道にレンズを向けた。




Canon EOS7 EF28〜135mm ネオパン 400 PRESTO

2001.3.19 舞鶴

 飛び石連休の合間、年休がとれたので、撮影に出かけることにした。

 海の風景を撮りたかったので、南海電車に乗って阪南市の海岸あたりにでも行こうかと思ったのだが、時期は3月。スギ花粉がひどく、密室で移動できるクルマのほうがいいので、道の混まない反対方向の日本海方面へ行くことにした。

 舞鶴は、日本海に面した京都府北部最大の町である。地形の特性上、古くから港町として栄え、のちに軍港として発展した。

 大阪方面からは舞鶴道が通じていることもあり、もっとも気軽に日本海を見に行くことができる場所だ。そういうわけで、個人的に舞鶴は縁が深く、過去何度も訪れている。免許を取った頃、よく夜中に友達とドライブに来ていたし、若狭湾へ泳ぎに行くときもよく寄り道をした。

 昔、好きな彼女に告白するため、ゼミの発表会で東京から帰ってくる彼女を夜の京都駅で待ったことがある。新幹線を降りてきた彼女に改札口であっさりフラれ、そのあと家に帰る気にもなれず、むなしくひとり向かった先も舞鶴だった。ちなみに、その彼女が今のヨメさんだったりするので、人生はわからないものである。

 舞鶴は個性的な町だと思う。自衛隊の港によるところが大きいのだろうけど、そこに気候の特性による陰のようなものが重なりあってる。

 僕の中にあるイメージでは、日本海に華やかさはない。どんより曇った空とグレーの海、薄暗い町の連なり、など。そういった影と陰の階調を、僕自身が求めているような気もする。舞鶴は、とても綺麗な町だ。しかし、求める階調の入り口にこの町があるような気がして、ついつい何度も訪れてしまうのである。


Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6 TREBI100、ネオパン 400 PRESTO

2001.4.6 夙川

 ほんとうは、翌日の土曜日に、フォトエキスポと撮影をゆっくり楽しむはずだったのですが、出勤になってしまったので、振替で今日金曜日に15時30分退社としました。
 関西近郊は桜が満開です。べつに桜を主体に撮りたいわけじゃないけど、桜あるところではおもしろいことがありそうなのと写真に季節感が加わるので、大阪から近いところで桜が有名なところはどこかな、と思ったとき、西宮の夙川が浮かんだというわけです。。

 天気は快晴。明日の天気はわからないけど、今日これだけ晴れれば、明日どんな天気になっても悔しくないというくらいのいい天気でした。
 梅田から阪急の特急と普通を乗り継いで20分弱。夙川は人で溢れていました。平日だというのに、花見客が数珠繋ぎになっています。会社の宴会もあるようで、場所取り役の新入社員らしき方も多くお見受けしました。

 それでも、川沿いに北上すると、少しずつ人口密度は小さくなっていきました。写真をゆったり撮れると思ったのもつかの間。川沿いには阪急甲陽線が走っているので、夙川の北隣、苦楽園口付近では、また人口過密地帯に。

 桜を交えた写真を撮ったあと、このあたりのおしゃれな町を撮りたくて、桜並木の並ぶ川を離れました。
 芦屋に隣接するこの夙川〜苦楽園界隈は、住所こそ西宮ですが、ノリは芦屋の延長線上です。山の手の高級住宅街は、おそらく一生縁がないと思われますが、被写体としてはけっこう好きだったりします。

 今回は、露出やフレーミングなどにとらわれず、わりと自由に撮影してみました。


Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS

ダイナEX100、プロビア400F

2001.4.7 フォトエキスポ2001

ミニテーマ別ギャラリー参照




Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6

八幡屋公園 TREBI100




2001.4.22 柴田ファーム

廣田たちのMTBレースを撮りに、三田の柴田ファームへ行く。山の上ということもあって、けっこう寒い。それでもレースが始まる昼頃は過ごしやすい陽気に。望遠レンズで自転車を狙う。このような撮り方は鉄道写真を思い出すが、腕が錆び付いているのでうまく撮れない。このレースがきっかけで、EF70〜200mmF4Lを購入することに決めた。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS Kodak ダイナ100




2001.4.28 江井ヶ島

ゴールデンウィークなので江井ヶ島へ。碧惟を連れて海へ行ったあと、ひとりで漁港を撮り歩く。昔ずいぶん歩き回ったところだが、カメラを持って改めて漁港町を歩くと、新たな発見がたくさんあって面白い。カメラはやはり素晴らしい。


Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS 

ネオパン 400 PRESTO、TREBI400





2001.5.1 橿原・今井町

通販で買った35mmを試すべく、近鉄で大和八木へ。橿原線に乗り換えて八木西口で降りると今井町はすぐそば。メーデーで休みだが平日なので人影はまばら。
雑誌に感化されて買った35mmだが、絵作りが難しい。28mmならそれとなく写真になるので、早々にズームに切り替える。35mmという焦点距離は時期尚早だったというのが正直な感想。でも本当に上達したければこのレンズで撮り尽くすべきなのだが。

Canon EOS7 EF35mmF2、EF28〜135mmF3.5-5.6IS
ネオパン 400 PRESTO


★みどり会2001年コンテスト 佳作

2001.5.4 近江八幡&八日市

ゴールデンウィークなので遠出することにした。行き先は近江八幡。京都から乗った新快速は大混雑で5分遅れていた。近江八幡駅からバスで中心部へ向かう。
この日は国道走破のときにかったコシナの超広角ズームを使ってみる。しかしその画角は自分の腕ではもてあまし気味で、ほどなくキヤノンズームに。
それから近江鉄道で八日市へ。線路沿いに一駅戻り、新八日市の駅舎に入ると、駅長猫が出迎えてくれた。

Canon EOS7 コシナ19-35mm F3.5-4.5、EF28〜135mmF3.5-5.6IS ダイナEX100



2001.5.12 赤穂〜牛窓

家族旅行で牛窓へ。途中、赤穂海浜公園へ寄る。素晴らしい快晴。碧惟もご機嫌。お腹の中の赤ちゃんもきっと喜んでいることだろう。

2001.5.13 牛窓

早起きをして牛窓の街へ出る。この日も快晴。昨日と違って単独行なので思う存分撮影する。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6 IS ダイナEX100


赤穂海浜公園
2001.5.20 神戸市北区・道場

三田に住む佑介の仕事の相談に行った帰り、フィルムが残っていたので道場付近で撮影をする。時間もわずか、撮った枚数も少なかったが、けっこう満足できる出来だった。

Canon AE-1PROGRAM NewFD28mm F2 ネオパン 400 PRESTO




2001.5.28 神戸・元町〜ハーバーランド

望遠ズームを買った。初めてのLレンズ。これのテストをすべく、年休をとって平日の神戸へ。もうひとつのテストとして、コダックのダイナハイカラー(EBX)を使う。これまでダイナ(EB2)を主に使っていたが、鮮やかさが気に入り、これ以降しばらくの間、自分のメインフィルムとなる。
レンズだが、望遠のスナップはどうまとめればいいのかわからず、結局はいつもの標準ズーム主体の撮影になった。

Canon EOS7  EF70-200mm F4L、EF28〜135mmF3.5-5.6IS ダイナEX100、ダイナハイカラー100



2001.6.2 淀川河川敷

高橋さんに撮影へ連れて行ってもらう。高橋さんのクルマでまずは十三付近へ。今日は人が少ないとのこと。いい天気なのだが。その後河口近くまで行き、夕方には再び十三へ。
カメラ2台でカラーとモノクロを撮り分ける。

カラー:Canon EOS7  EF28〜135mmF3.5-5.6IS ダイナEX100
モノクロ:Canon AE-1PROGRAM NewFD28mm F2 ネオパン 400 PRESTO




2001.6.9 寝屋川〜萱島

念願のNewF-1を中古で購入。昔あこがれたカメラ。さっそく使おうと思ったら、28mmレンズで絞り表示がおかしい。レンズの問題とわかり修理行き。よってタムロンのズームでテストする。
各操作部は少し重い感じがするが、これがF-1の特徴。わずかな時間だったが、F-1の満足感に浸る。

Canon NewF-1 タムロン28〜70mm F3.5-4.5 TREBI400



2001.6.23 USJ

UISの旅行で梅田の新阪急ホテルに泊まった翌日、USJへ。駅から撮影メインの単独行動。NewF-1を本格的に使うが、午後3時前に、2本目のフィルムが空回りだったことに気づき落胆。京橋行きのバスに乗って帰る。客は私ひとり。京阪宇治交通の若い運転手さんと世間話をしながら京橋まで。

Canon NewF-1 FD28mm F2 ダイナハイカラー100
★カメラマンEX 11月号増刊(Vol.19) 自由部門 銀賞 「雨のキッス」



2001.6.25 淀屋橋〜北浜

大永からX-700とシグマの望遠レンズを譲ってもらった。望遠はカビだらけで使い物にならないが、このX-700標準セットは現役で十分使えるように見えたのでさっそくテストすることにした。
会社の帰り、淀屋橋から北浜まで歩いてみる。
ふだん28mmで撮っているので、50mmだと作画が難しい。このまま眠るのはもったいないと、さっそく28mmロッコールを物色しにハマムラカメラに寄った。レンズはなかったが、あれば買う気だった。後日中古屋で購入。

MINOLTA X-700 New MD50mmF1.7 TREBI400



2001.6.30 江井ヶ島

江井ヶ島をF-1で撮る。天気はそれほど良くなかったが、目についた光景をマニュアルで切り取っていく。

Canon NewF-1 FD28mm F2 ダイナハイカラー100




2001.7.15 守口〜門真

F-1にダイナハイカラーを詰めて定期で行けるところへ。守口市で降りて、とりあえず線路より南側を京都方面へ向かう。近い場所でも知らない街。探索気分で門真まで。

Canon NewF-1 FD28mmF2 ダイナハイカラー100



2001.7.19 本町、千林
Canon NewF-1 FD28mm F2 ネオパン 400 PRESTO

昼休みに床ちゃんと会社周辺を撮影する。時間が限られて苦しいが、つかの間の撮影タイムを楽しむ。日が長いので、会社が終わってから千林の商店街へ。こちらは単独で撮影。F-1はアイレベルファインダーなのでマニュアル専用だがモノクロなので、露出はだいたいでフレーミングに集中する。



2001.7.25 天神祭

大阪の夏といえば天神祭。学生時代に花火を見に行って以来ごぶさただったので、会社をフレックスで早く出て天満橋へ。この日のフィルムはまずダイナハイカラーで撮り、その次は初使用のE200。しかし手持ちがこれで終わってしまったのだが、まだ日は明るい。急遽天満橋駅にあるカメラ屋でEB2を買って撮影続行。祭は久しぶりなので、いかんせん撮らされたきらいはあるが、最後は駅の出口でじっくり狙う。

Canon EOS7  EF28〜135mmF3.5-5.6IS ダイナハイカラー100、E200



2001.8.25 長岡天満宮

コダックのwebサイト「写真自慢」の景品だったと思うが、E100VSが手に入ったのでテストしてみることにした。この頃は、いちおうメインにダイナハイカラーを使用していたが、コダックに限らずあらゆるフィルムを試している。
阪急の広報誌に長岡天満宮の祭について案内があったので、バスで高槻に出てから長岡天神へ向かう。
長岡京の街を歩くのは初めて。駅からスナップしながらほどなく天満宮に着く。すでに夕方で日が傾きかけていた。メインイベントは何かよくわからないが、店はたくさん出ており、自分なりの絵を作る。もっとも、祭慣れしていないので、たいした絵が作れたわけではない。
途中、天満宮周辺の街を散策してみる。

Canon EOS7  EF28〜135mmF3.5-5.6IS E100VS、ダイナハイカラー100



2001.8.29 琵琶湖・浜大津周辺

舞柚が生まれてから、はじめての終日撮影。土日は病院へ行ったり碧惟と遊んだりしているので、年休をとって出かけた。浜大津に着いたのは昼前。快晴のすばらしい天気。
まずは浜大津港でミシガンを撮ったあと、島ノ関まで歩き、ロイヤルホストで昼食後は電車で膳所本町まで乗る。膳所本町から湖岸に出て、夏の日差しを浴びながら浜大津まで歩いて戻る。
この日はいろんな人にも積極的に声をかけて撮らせてもらった。出来は決していいものではないが、自ら声をかけて撮るという行為はいい勉強になった。
とにかく天気もよく、撮りがいのある一日であった。

Canon EOS7  EF28〜135mmF3.5-5.6IS ダイナEX100、ダイナハイカラー100



2001.9.9 日本海ルート・国道178号(京丹後市網野)

デミオがまもなく下取りになるので、お別れ旅行で日本海へ。夜に出て伊根の道の駅で仮眠。夜明けを撮るつもりがすっかり寝てしまい、気がつくとすっかり太陽が高くなっていた。
国道178号を経ヶ岬経由で久美浜まで、沿道を撮影しながら走る。9月だが、夏の香りがまだたっぷり残っていた。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS エクタクローム ダイナハイカラー100




2001.9.24 樟葉

天気がいいので近場へ出かけることにした。くろねこのメンバーは五個荘町へ行っているはずだ。自分も行きたかったが、子供たちのことがあるので断念した。
樟葉では超高層のマンションが建設中のはずだったので、その周辺を撮影しようと出かけた。完成すればあたりの景色は一変するだろう。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS エクタクローム ダイナハイカラー100



2001.10.11 鳥羽・賢島

 以前から行ってみたいと思っていた鳥羽・賢島を訪れることができた。といっても、初めての場所でもない。過去何度も訪れているのだが、じっくり写真を撮ったことはなかった。

 チケットショップで近鉄の全線乗車券を安く手に入れることができたので、これ幸いと賢島行き特急に乗り込んだ。
 大阪から約2時間半で賢島に着く。平日の観光地は閑散としていて、駅構内がやたら広く感じられる。駅前の土産物屋も半数以上がシャッターを閉じていたが、これは不況による影響かもしれない。駅周辺を散策してみるが、どこか寂しい。やはり、こういう場所は休日に来るべきだったのかもしれない。

 賢島駅のすぐ西側に「志摩マリンランド」という施設がある。ちょうど遠足らしき小学生の団体が、見学を終えて駅に戻るところだった。入れ替わりその施設に向かうと、もう他に団体らしき客もなく、ここも閑散としている。2階のレストランは貸し切り状態で、注文したラーメンが来るまでテーブルの日だまりを撮ってみる。

 あまりにも寂しすぎるので、鳥羽に戻ることにした。発車直前の特急に乗り、30分間体を休める。この区間は、各駅停車より特急のほうが本数が多い。

 鳥羽駅の東側に降り、国道167号線を越えてイルカ島めぐりの遊覧船が発着している港の方へ向かう。堤防では釣りを楽しむ太公望の姿があり、僕のもっとも好きな海の風景である。ただ、あたりまえすぎて写真を撮るには難しい。
 その堤防から海沿いに南下すると、15分ほどで鳥羽水族館に着く。もちろん水族館には入らない。外から写真を撮るだけだ。この水族館の横にフェリーターミナルがあり、伊良湖方面にフェリーが出ている。

 ターミナルの向かいには、中の郷という小さな駅がある。鳥羽のひとつ賢島寄りの駅で、特急は停まらない。夕方のいい時間になってきたので、旧市街を撮影しながら鳥羽駅へ戻ることにする。その旧市街地方面へ向かっていると、中の郷駅で小学生の女の子ふたりが、なにやら池をのぞきこんでいる。
「なにかいるの?」と聞くと、魚が泳いでいる、と教えてくれた。その場で何枚か写真を撮らせてもらい、しばらく話をしていると、鳥羽駅まで案内してあげるという。

 物騒な時代だし、カメラをもったおっさんが女子小学生2人と歩いてなんかいると、警察とかに通報されるんではないかと、ちょっと気にはなった。が、とても強く勧められたので、そのまま連れていってもらうことにした。
 彼女たちは、僕が望んでいた旧市街地方面とはべつ方向の、小さな山を越えるルートをすたこら進んでいった。こちらは歩き疲れて少々バテ気味だったが、おかげでよそ者は通らないような裏道を堪能することができた。途中、彼女たちの担任の先生に会ったときは、どう説明していいものか迷ったが、明るく挨拶をかわして事なきをえた。
 後半のフィルムは、ほとんど彼女たちが写っている。今もそのコマをルーペで眺めていると、楽しい会話がよみがえってくるようだ。いい思い出を、ありがとう。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS エクタクローム ダイナハイカラー100


鳥羽
★第9回 人権フォトコンテスト第2部 佳作「この街が好き」
2001.10.13 十三・淀川

休日出勤のあと、十三の河川敷へ。ギターを弾いている若者二人に声をかけて撮らせてもらう。角度を変えいろいろ試みたが、腕のなさを痛感する。その後は河川敷を散歩。慣れないX-700は少しエネルギーを必要としたが、マニュアルで操作する楽しみを堪能した。

MINOLTA X-700 MD28mmF2.8 ダイナハイカラー100


★日本カメラ 2002年6月号 カラースライドの部 銅賞 「倦怠の夕暮れ」

2001.11.4 柴田ファーム

今年の4月につづき、またしてもMTBレース。前回はEOS7だけだったが、今回はGR-1SとF-1も参戦。カメラは完璧な状態で望んだ。レースは、中山君という若手が参加し、これまたパワフルな奴でとても楽しい一日を過ごすことができた。レースが終わる頃はかなり寒く、山は一足早く冬目前であった。

RICOH GR1s GR28mmF2.8 エクタクロームダイナハイカラー100



2001.11.9 新大阪

セミナー出席で新大阪へ。昼休みとセミナー後にあたりを散策。
帰りに枚方市で、ライブの練習をしている高校生を見つけ、撮影させてもらう。若さが少しうらやましく思えた夜。

RICOH GR-1s GR28mmF2.8 TREBI400、枚方・コニカセンチュリア400



2001.11.23 星ヶ丘周辺

周さんが弓子を訪ねてきた日。最初は碧惟を連れて公園へ。みやちゃんたちもいてたので遊んでいるところをスナップ。秋晴れの素晴らしい天気。
周さんが来てからは自転車であたりをうろうろ。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS E100VS



2001.11.24 滋賀・沖島

 近江八幡市の北端、琵琶湖に浮かぶ小島が沖島(おきしま)である。人口約600人の漁業と農業の島で、周囲は12kmほどある。陸側の堀切港から渡船が1日に8便(休日は6便)運航しているが、島の人たちは、ほとんど皆、自家用の船を持っている。
 ”本土”の堀切という、小さな港から、渡船で約10分。沖島は平野部が少ないため、町は港を中心に、島の外周沿いに細長く広がっている。町、といっても、お店は雑貨屋と郵便局くらいしかなく、自動販売機も数台あるだけ。クルマは走っていない。だいたい、クルマが走れるような道はほとんどない。バイクも見かけなかった。ここでの乗り物は自転車がメインなのだが、それもほとんどが、3輪自転車である。
 あきらかに漁業がメインの島なのだが、淡水湖上にあるため潮の匂いがしないことに違和感を覚えたが、この島の特徴でもある。
 正直、時代に取り残された特別な世界を期待していた部分もあったのだが、どの家にもBSのアンテナがあり、携帯電話もクリアにつながる。この島の人たちは、僕らがクルマに乗って買い物に行く感覚で、自家船と、対岸にとめてある自家用車を乗り継いで近江八幡の市街へ買い物に行く。
 そんな島の人たちの生活を垣間見て、別の期待していた自分を、少し恥ずかしく感じたりもした。



Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6IS E100VS
RICOH GR-1s GR28mmF2.8 エクタクローム ダイナハイカラー

2001.12.1 東福寺〜七条

紅葉をどこで撮ろうかと考え、東福寺に決めた。地図で見ると鳥羽街道駅の方が近いのでこちらで降りる。東福寺は思っていたより大きく、また紅葉も見事だったが、いかんせん人が多すぎた。寺を出て東福寺駅前でスナップしたあと、七条まで歩きながら撮影をした。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6 IS E100VS



2001.12.9 大阪南港

弓子が友人宅へ子供たちを連れて行くとのことで、大阪市内の家近くで降ろし、ひとりで南港へ。最初は曇っていたが、そのうち晴れてきた。
退職後トランペットを練習しているという老人に出会い、撮影させてもらう。まとめ方にまだまだ勉強しないといけないと、上がりを見て痛感。

Canon New F-1 FD28mmF2 TRI-X、E100VS



2001.12.23 和歌山

年末は少し遠出、と勝手に決めている。国道走破をしていた頃は年末休みを利用してかなり遠方に行っていた。子供ができてそれは無理になったが、それでも年末の雰囲気が好きで、この時期を旅先で味わってみたいと毎年思っている。
そんなわけで、手頃に遠い和歌山へ向かう。JR和歌山駅から和歌山城を通って南海和歌山市駅まで歩く。昼食後は和歌山港へ向かい、そこから海沿いを戻る形で歩いた。
和歌山市まで歩く予定だったが、途中で疲れてしまい、南海電車に乗って帰った。

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6 E100VS