国道7号
 新潟から日本海沿いに北上し、秋田・弘前を経て青森に至る国道。山形県内では、鶴岡・酒田という都市部を除いて、ほぼ海沿いを走る。交通量も少ないので、快適なドライブが楽しめるが、冬は風が強く、注意を要する。秋田と大館の間は、この7号が能代を通ることから、285号と105号を走り継ぐ方が速い。(99/10/31記)
写真:山形県酒田市 99/8/21

国道47号
 東北横断国道のひとつ。仙台と酒田を結ぶ。仙台・古川間は4号との重複区間なので、事実上の起点は古川。沿道のポイントは、鳴子と最上川。鳴子では、こけしの欄干が出迎えてくれる。温泉があるので、硫黄の匂いもきつい。中山峠を過ぎ、山形県に入ると、防風柵が目に付く。最上川では川下りが楽しめる。余目町では広大な田園風景が広がり、酒田で国道7号に合流。(99/10/31記)
写真::山形県舟形町 99/8/21

国道49号
 太平洋側のいわきと、日本海側の新潟を結ぶ国道。沿線には磐越道が並行しているように、その役割は大きい。沿線一の観光ポイントは、猪苗代湖。南北約14km、東西約10kmのこの湖は、東京から比較的近いこともあり、また北側には磐梯山を望む風光明媚なスポットということもあり、集客力の強い湖である。オートキャンプ場も多い。(99/10/31記)
写真:福島県会津坂下町 99/8/20

国道139号
 静岡県の富士市と奥多摩を結ぶ国道。終点が奥多摩、というのがよくわからない。道路としては、富士と山梨県の大月を結ぶことが主目的で、実際指定区間になっている。富士の西側を通り、天気が良ければ、朝霧高原などは絶好のドライブコースである。本栖湖、河口湖など、富士五湖の主な湖をかすめ、樹海の中を走る姿は、観光用のスカイラインのようでもある。(99/10/31記)
写真:静岡県富士宮市 99/8/7

国道152号
 以前は浜松と飯田を結ぶ国道だったが、平成4年4月に路線変更が行われ、現在は浜松と長野県の上田市を結ぶ国道となっている。100番台の国道であるにもかかわらず、途中2箇所の不通区間がある。一つは静岡・長野県境の青崩峠、もう一つはその少し北の地蔵峠。前者は三信南遠道が代替えとなるだろうが、後者はしばらく開通の見込みはなさそうだ。(99/10/31記)
写真:静岡県天竜市 99/7/17

国道170号
 関西では「外環」で親しまれているR170。その名の通り、高槻から枚方、八尾、河内長野と大阪の衛星都市を結び泉佐野へ至る。河内長野まではおおむね4車線。その先泉佐野までは以前はかなりひどい路地のような道だったが、関西空港開港を機に快適ルートに整備された。この区間は町も途切れ、ツーリングも楽しめる心地よい道である。
(97/11/9記)
写真:大阪府枚方市 97/2/22