国道1号
 その数字が示すとおり、日本を代表する道路であり、東海道をなぞる大動脈である。500q以上におよぶ路線距離のうち、その大部分が4車線化されている。バイパス完成による移し替えも頻繁に行われており、この傾向は第2東名の工事進捗にかかわらず続くであろう。箱根峠や浜名バイパスなど、景色の美しいところもある、変化に富む国道である。
(97/11/6記)
写真:大阪府枚方市 96/11/17

国道15号
 東京と横浜を結ぶ国道。同区間には国道1号が併走するが、第二京浜の1号より南側の工業地帯を走るのが、この第一京浜。そして1号より北側には、有料の第三京浜がある。トラックが多いことからも、この道路が産業道路的存在であることがわかる。建設省の指定区間でもあるが、蒲田の踏切はいただけない。早急に立体交差化すべきだ。
(99/4/13記)
横浜市神奈川区 99/3/14

国道18号
 高原の幹線国道、と表現してもよいのではないだろうか。高崎を出ると山並みが迫ってくる。強烈なヘアピンカーブが連続する碓氷峠を越えると軽井沢。小諸、上田、長野と長野県の主要都市を貫き、スキーのメッカ、赤倉・妙高高原付近は豪雪地帯。黒姫山が美しい。上越市でR8に接続。ほぼ全線に沿う上信越自動車道は完成まぢか。
(98/9/26記)
写真:長野県長野市 97/4/27

国道112号
 月山、湯殿山のたもとを走る国道112号は「月山花笠ライン」という愛称がつけられ、また自動車専用区間は「月山道路」と呼ばれており、将来高速道路の一部となる。昔から「六十里越」といわれる峠区間は豪快な景色が展開し、ここは何度でも走ってみたいと思わせるが、その分冬における雪との闘いは壮絶であるらしい。
(99/9/12記)
写真:山形県朝日村 99/8/21

国道115号
 有料観光道路のようにきれいな道路の115号。福島の相馬と猪苗代を結ぶ国道だが、とりわけ美しい景色が展開する土湯峠付近は絶好のドライブコースだ。福島市街を抜けると徐々に上り坂がきつくなってゆく。ヘアピンをいくつかこなすと道の駅「つちゆ」。ここから土湯トンネルを越え猪苗代までの間は、ぜひ天気のいい日に走りたいおすすめルート。 
(99/9/12記)
写真:福島県福島市 99/8/22

国道161号
 琵琶湖沿いといえども京阪神の通勤圏内におさまる南側は交通量も多く、湖西道路がバイパスの役割を担っている。沿道には大阪から手頃な距離の観光地ということもあって、会社の保養所の看板が目立つ。見えそうでちらりとしか見えない琵琶湖は、近江舞子北側付近が美しい。併走する道路が少ないので抜け道もあまりなく、水泳(海水浴ではない)シーズンはかなり混む。(98/9/6記)
写真:滋賀県大津市 98/1/25