国道奔走記〜幕の内型日帰り走破の旅

丹後町へ向かうR482 そこには青々とした日本海が待っている

帰省ラッシュのスタート。高速はよく混んでいる。舞鶴道ルートをあきらめ、茨木から豊能町へ抜け、国道477号で園部町をめざした。今日の目的は国道482号の末端を走ること。といっても482号はほとんど走っていない。たんに、ひさしぶりに日本海を見てみたかったのだ。国道477号は2車線で快適だが、国道372号と国道9号の間が未改良。丹波町の和知で9号から国道27号へはいる。全体的に交通量は少なめで、ゆったりとドライブできる。綾部から県道を通り福知山市内をパスして国道176号へ。少し雲行きが怪しかったのだが、とうとう雨が降り出してきた。豪快なアップダウンロードを突き進み、道の駅「シルクのまちかや」で一休み。野田川町から国道312号にはいると、北近畿タンゴ鉄道の特急「タンゴディスカバリー」としばし併走した。峰山町からは国道482号で海をめざす。空も晴れてきた。道は狭い2車線。国道178号にあたったところは間人(たいざ)。丹後町である。ここにも道の駅「てんきてんき丹後」があるので寄ってみる。かなり大きい駅だ。台風の影響からか風が強い。隣の久美浜町で178号を離れ、海沿いの僅かなスペースで休憩。海の青さが心をなごませる。ショートカット県道を通り、国道312号に合流するとすぐに482号の交差点。最近できた「たんたんトンネル」のおかげで楽に但東町にぬけることができた。国道426号にはいると再び雨。しかし空は晴れている。そのためか、虹が出ていた。兵庫・京都県境の登尾峠はトンネル工事が始まっていたが完成はかなり先のよう。福知山からは国道9号で亀岡へ。たいした渋滞もなく帰ってくることができた。結局高速は全く使うことはなかった。雨あり晴れあり、海あり山あり、おまけに費用は安い。今回の旅は理想型である。
(旅行日97/8/9)

青い海 国道178号 網野町にて