国道117号　長野県飯山市 隣は千曲川

翌朝5時頃寒さで目が覚めた。ゴールデンウィークとはいえ、内陸部はかなり冷えるようだ。周りはエンジンをかけて睡眠をとっているクルマもかなりある。自分も、ねぼけまなこで思わずキーをひねった。その後、6時半頃目が覚め、朝食をとり早々と出発。晴れなのですがすがしく気持ちがいい。更埴ＪＣＴから上信越道にはいり須坂長野東で高速を降りる。（8250円）Ｒ403・406を経由しＲ18へ。豊野町からＲ117を進むが、道路規格はかなり低い。スキーバスは県道を通って野沢や志賀高原に向かうのだろう。飯山市を過ぎると道路は格段によくなり、快適なドライブが楽しめる。
新潟県との県境の手前で、道の駅「信越さかえ」に立ち寄る。自分と同じように、助手席に寝袋をおき、長距離を旅する横浜ナンバーのスカイラインが止まっていた。
このあたりは豪雪地帯らしく、峠付近には一部雪も残っていた。行き先案内表示板も雪がこびりつかないように独特の形状をしている。Ｒ117の終点である小千谷は国道の集積が高く、道の駅「ちじみの里おじや」もＲ17に併設されている。しかし、バイパスの建設などでかなりややこしい。道の駅で昼食をとる。ここは温泉が併設されており、温泉スタンドも完備されている。が、時間がないので今回はパス。天気がいいので海沿いを走りたくなり、Ｒ291を柏崎へ向かう。柏崎市内のＲ352も複雑である。看板が充分整備されていないので少し迷ってしまった。ここで2回目の給油。
365km　24．8�g　　燃費14．7km／�g

＜柏崎〜新潟　国道352、402号＞
柏崎原発を過ぎると、視界いっぱいに日本海が広がった。出雲崎町には道の駅「越後出雲崎天領の里」がある。佐渡の金と米の豊かさによって、天領であったという。海へ突き出たブリッジもあり、なかなか快適な駅である。この先からＲ352は内陸の方へ逃げるので、そのまま直進してＲ402を進む。寺泊は佐渡への航路もある、ちょっとした町である。Ｒ402は巻町を過ぎると、バイパスにはいるが松林で海は見えない。松林を過ぎると砂丘の中を進む。風のきつい冬になると飛砂で大変だろう。新潟の中心に近づくと、Ｒ116と合流。万代橋は両側に花が植えられており、新潟のシンボル橋といったところ。

＜新潟〜宿泊地へ＞
Ｒ350で新潟港へ寄った後、Ｒ113でさらに北上する。付近に新潟空港があり、頭上をＢ747が飛び過ぎていった。新潟東港付近は工場地帯で産業道路といったところだが、なにぶんさみしい。この寂しさは何なのだろう。工業地帯が終わり、郊外の風景に変わる。

国道402号　新潟県出雲崎町

日も暮れかかり、松林の中を信号もなく、ひたすすむ。Ｒ345にはいったところでパーキングを見つけ、夕暮れの海を見ながら休憩する。Ｒ113に戻り、途中ファミリーレストランで夕食をとり、Ｒ7を経由してＲ460を水原町へ向かう。真っ暗だが、一面田圃なのが分かる。水原町からＲ49を新潟市内へ。今日の宿は、道の駅「黒埼」と決めていたが、現地へ行っても分からない。ここは昼間だけの営業なのか。仕方なく新潟中央から磐越道に乗り、新潟パーキングエリアで過ごすことにした。

＜新潟県安田町〜燕　国道49号他＞
　翌朝、天気は曇り。安田ＩＣで磐越道を降り（750円）、Ｒ49を水原町、さらに昨日の続きでＲ460を新津へ。Ｒ403を三条まで利用するが、これといったポイントもなく単調で退屈である。三条で給油。
327km　24�g　　燃費13．6km／�g

＜帰路＞
いよいよ新潟ともお別れである。Ｒ289を西進し、三条燕ＩＣから北陸道で一気に家へ向かう。北陸道は金沢西まで初めての走行。上越から朝日までは2車線区間。トンネルが26個も連続し、親不知では海上を走る。ずっと順調できたが、長浜ではまってしまった。事故で長浜〜米原間が通行止め。1時間近くほとんど止まったまま。おまけにガス欠。目の前で通行止めが解除されたが、給油のために降りる羽目に。しかし、渋滞の原因は、解除待ちのクルマの列。公団の案内に疑問を持った。

高速代9000円
484km　33�g　燃費14．7km／�g
再び高速に乗り瀬田東へ。
高速代2050円
帰宅時、推定　長浜より約100km

総走行距離　1535km　　燃料　107.8�g　燃費　14.2km／�g
高速代　　21,910円
燃料代　約11,700円
（旅行日97/4/26〜28）