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国道エッセー7 「国道データ2」
 
 前回に引き続き国道にまつわるデータの第2弾。「改良率」は幅5.5m以上の道路の割合。「整備率」はそれから混雑度(定められた交通容量に対する交通量の割合)をひいたもの。要するに渋滞のない割合と思えばいい。ちなみに「舗装率」はコンクリート舗装は含むが簡易舗装は含まない。
 「整備率」はやはり大都市圏が低調。ここでも大阪の低迷ぶりがわかる。「改良率」では北海道の99.3%は立派。全体的に東高西低なようだ。特に奈良・和歌山は地形のハンディもあるだろうが、国道走破は難関地域かもしれない。「舗装率」では東京が100%でないのが不思議。0.1%はいったいどこなのだろう。いっぽう最下位の宮崎は県内の国道全体で約1/3が未舗装。オフに乗ってる皆さん、活躍を期待します。
 
(データは「道路統計年報」ー建設省道路局・全国道路利用者会議監修ーを参考にしました)
 
 
平成9年7月27日