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佐賀国道工事事務所調査課への手紙
 
前略 当方は普通免許をとった20歳のときから国道走破なるものをはじめ、北は北海道から南は鹿児島まで、現在約25,800kmを走り、完走率は重複区間を含めた総延長距離59、000kmを分母とした場合、約44%です。現在の仕事は道路と全く関係のないものですが、この国道走破を通じて個人的に道路の研究をしています。
 さて、先日所用で九州に行った際、レンタカーで福岡・佐賀・長崎各県の国道を走りました。あると必ず立ち寄る道の駅。この日は、R207にある「鹿島」に寄り、そのとき「GREEN NEWS」が目に止まり、さっそく持ち帰って読ませていただきました。最近は各国道工事事務所で広報誌を発行されることが多いようで、岐阜でも同様の広報誌を拝読し、私のような国道マニア(?)には頼もしい限りです。このような冊子には貴重な情報が書かれていることも多く、道の駅等では念入りにチェックしています。
 そして、冊子の裏を見て、佐賀の国道にシンボルマークがあることを知りました。これを看板等に広く描いていくことはできないでしょうか。
 全国を旅していて感じるのは、クルマで走っていても、その土地の個性が感じられない、ということです。広島県では国道ルート番号看板に付いている地名表示に赤もみじのマークがついています。山口県の黄色いガードレールとともに、道路にも地方を感じさせる個性が欲しいと思っています。
 今回佐賀県内ではR207の他にR34・R35・R223・R263を走りましたが、このシンボルマークには気がつきませんでした。下の図は当方のアイデアの一例(広島ではここにもみじのマークが赤く描かれています)ですが、せっかくのシンボルマーク。佐賀の個性を主張する一手段として標識にこういう工夫があると、旅はますます楽しいものになると思うのですが。
草々