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阪神高速にひとこと
  〜モニター応募の件
 
「湾岸線をもっとドラマティックに」
 
 阪神間の新しい動脈、湾岸線は片側3車線と制限速度80q/hという規格の高さから、物流をはじめとし、ヒト・モノの移動に絶大なる威力を発揮している。さてこの湾岸線、経済活動にはもちろんのこと、デートコースとしてもすっかり定着したようである。それは、ひとえに夜景の美しさに尽きると思われる。開通して間もない頃、夜間この道を走ったとき、「この道路は芸術だ」と感激したものだ。とくに大阪から神戸方面に向かうのがいい。天保山のアミューズメント施設の夜景に始まり、前方に広がる広い3車線の道路とそれを照らし出すオレンジ色のナトリウム光。鳴尾浜出口を過ぎゆるい上り坂の頂点では、右前方に六甲の裾野に広がる夜景、左前方にはこの湾岸線と東神戸大橋のライトが一大パノラマとして目に飛び込んでくる。趣味で全国を走り回っているが、これほどドラマチックな道路はないと思う。この湾岸線をもっと観光に活用できないかと考えるのは私だけではないはずだ。実際、非常駐車帯にクルマを止めているカップルをよく見かける。既婚の私でも、気持ちはよくわかる。が、これは明らかに違法行為。かといって中島PAではおもしろくない。どうでしょう。夜景の綺麗な場所に、デート用のパーキングを作るというのは。そのような粋な計らいがあったら、都市高速道路のイメージもかなり変わると思うのですが。