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平成8年12月7日
一度きりのパーキング
  
 阪神高速神戸線を名神高速方面へ向かっていたとき、ひどい渋滞に巻き込まれました。寝不足が続いていた影響もあってか、強烈な眠気におそわれました。しかし既に京橋を過ぎていたためパーキングは目的地の名神豊中インターまでなし。必死でこらえていたいたのですが、とうとう限界を感じた僕は、名神西宮料金所でチケットをもらうとすぐクルマを左側に寄せ、止まっていたトラックの後ろに停車し、シートを倒すないなや、深い眠りにつきました。ふと気がつくと、何か物音がするので、眠い目をこすりながら外を見ると、そこにはやはりというか当然というか、お巡りさんが立っていました。そしておきまりの、「パトカーに乗ってください」。結局青切符を手にすることになったのですが、後で時計を見ると、クルマを止めてから5分もたっておらず、おまけに前のトラックはすでに消えているし、納得がいかんわいと、ずいぶん憤慨したのですが、悪いのは自分。運転歴7年で切符を切られたのはこの一回だけですが、もちろん料金所で寝るなんてこともこのときだけです。休むときは必ずパーキングか、なければもったいないけど、高速を降りましょう。
 
※JAFMATE応募作品