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北陸道 事故通行止対応について

 ゴールデンウィーク谷間の4月28日の出来事である。その日、新潟の三条燕から帰路に就いていた私の目に、敦賀インターを越えたところで、「長浜ー米原 事故通行止」の表示が飛び込んできた。事故による通行止めなら仕方がない。この区間だけ一般道を走ることにしてそのまま長浜ICまで行くことにした。案の定ICの約2km手前で前方のクルマのハザードランプがつき始めた。しばらくは停車して待っていたが、いっこうにクルマが進まない。出口渋滞にしてはひどすぎると思ったものの、突発的な事故でゲートがそれほど多く開けられないのだろうと思っていた。しかし、あまりにも遅い。1時間以上経過しても1km程度しか進んでいない。電話をする要件があったので、ICを一刻でもはやく降りたい。しかし、じっと我慢をしていたが出口付近まで来たとき、私は唖然とした。出口にはクルマは全然ない。渋滞は通行止め解除待ちのクルマの列だったのだ。私は怒りがこみ上げてきた。自分も含めて、この長浜ICで降りるつもりでいた人は何だったのだろう。路肩走行するクルマにいらだちを覚えながらも、じっと我慢してきた私は何なのか。公団の対応のまずさは否定できないであろう。