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モノクローム写真の魅力 江成常夫・松本徳彦

新潮社 1998年9月 ¥1600(税別)




写真家50人のモノクロ作品を取り上げ、著者の2人がそれぞれ作品と作家の取り組みを解説する。モノクロは情報が少ないからこそ作品向きという考え方は大いに参考となったが、印画紙の階調等にこだわりすぎているところはデジタルの反感と受け取れる。今となってはこじつけがましいようにも思われるが、時代が反映されているかもしれない。