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鉄道写真2000 廣田 尚敬
ネコ・パブリッシング 2000年5月 ¥2500(税込)
本文より 撮りたいものを撮りたいように、誰にも左右されず、ましてや「傾向」なんていうものも考えさせず、結果的に本当に自分のものを作り上げる。 本来、作品づくりとはそういうものだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 廣田氏の本格的なデジタル開始の本。ニコンクールピクスで撮った秩父の写真は相変わらずカメラアイが素晴らしい。後半にはニコンD1のインプレッションもあり、いよいよデジタルが広まりつつあるという内容になっている。今見てみると、クールピクスもD1の画像もまだまだの絵だが、当時としては印刷物にこれだけデジタルの画像が掲載されるのは画期的なことだったのだろうと思う。そのパイオニア精神は廣田氏ならではと思う。 |