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カメラレシピ   赤荻 武

中央公論新社 2005年9月 ¥1600+税




新しい表現を得るため、そのヒントになればと購入した本。著者の撮影姿勢は、少し行儀が悪いことも否めないが、こういうアプローチもあるのだと刺激になったという点で全体的には好感が持てた。
コンテスト中心の考え方から、自分が求める映像へと梶を切り始めた時期と、この本を読んだ時期が同じ頃。肩に力が入らない、いやむしろ脱力感さえ感じる映像を見て、この要素を自分に取り込んでみようかと考えた。