Canon EF50mm F1.8U


レンズ本体とフード、キャップ、フィルターアダプター

 
 一眼レフのオートフォーカスが出始めた頃から、もっとも購入時に付いてくるレンズはズームになった。それ以前は50mmレンズが当たり前だった。今や最初の一眼レフに28〜300mm相当のズームレンズとセットで買う時代になったが、それでも50mmというレンズは意義がある。これほど明るくて安いレンズは他にない。このEF50mmF1.8Uは市販で約9000円。それでいて写りもいい。かといって常用しているわけではないのだが、たまに使うと新鮮な気持ちになる。

 EOS20Dでは80mm相当の画角になり、中望遠の領域である。スナップには決して使いやすい画角ではないが、逆に概念にとらわれない写真が撮れそうな気もする。よく夜にISO1600ぐらいで撮影するが、F1.8なので極めて使いやすい。また、ズームのF5.6クラスに慣れていると、F2クラスのボケも心地よい。これからもっと積極的に使っていこうと思っている。
(2006.4.1記)


梅田 2006.2   ボディはEOS20D

<スペック>
レンズ構成: 5群6枚
撮影距離範囲: 0.45m〜∞
最大撮影倍率: 0.15倍
フィルター径: 52mm
最大径×長さ: φ68.2×41mm
質量: 130g
型番: EF50182
商品コード: 2514A001
JANコード: 4960999-212722
希望小売価格: ¥12,000(税別)