●キヤノンPowerShot PRO1研究6〜レポートU


(研究5から続き)

★4. AFの遅さ
 確かに遅い。動いているものを撮るには至難の技という気もする。コンティニュアスAFの性能が低いので、MFで置きピンで撮るのが妥当。このカメラを使いこなすのはMFの使い方にあると見た。


★5. AF合焦時にフリーズする
 これも困ったもの。撮りたいときに撮れない、よってストレスが溜まるということも何度経験した。★4にも書いたとおり、MFの積極活用で逃げている。被写界深度の深さを最大限利用するようにしている。


★6. レンズ内のごみが多い
 レンズの伸長差が激しいのでそれなりにゴミも入ると思う。これはある程度使い込んだ結果を見ないとわからないだろう。価格コムで指摘が多い新品でのゴミ混入だが、あまり目立つゴミは見えない。それほど真剣に見ていないというのもあるが。


★7. シャッター後のブラックアウトが長い
 液晶モニタを使用する場合、構造上仕方がないことなのだが、これをいかに短縮できるか。メーカーのコンパクト機に対する力の入れようがこの性能で推測できるかもしれない。現時点ではあきらめているが、この問題で一眼レフも手放せないと思う。


★8. 蛍光灯下でシャッターを半押しするとモニタがちらつく。(EVFも)
 今のところ、こういう特殊な条件で撮影していないので何とも言えないが、あのちらつきの中でシャッターチャンスを待つつすれば辛い。これも今後そういうシチュエーションでどの程度のものか体験してみるつもり。


さらに撮影を重ねてレポートを続ける予定です。