とりあえず400カットほど撮った印象。
操作性は上々。キヤノンが作ったカメラだけあって、そのあたりはよく練られていると思う。以下、検討段階で懸念点としていたことについて。
★1. ISO50が常用で200、400は実用外ほどノイズが多い
今までフィルムでもキスデジでもISO100を基準として撮っていたので、一瞬戸惑うことがある。とくにPL使用時に「なんでこんなにシャッターが遅くなるの」と思うことがある。撮り続けていると露出1段分にも慣れてくる。「ISO400はノイズが多くてとても使い物にならない」という記事を見かけるが、スナップでA4までのプリントなら何とか使えると思う。実はある個人のアマチュアカメラマンのサイトでISO400で撮った実画像サンプルを公開されており、ダウンロードして印刷テストをしていたので、この点は納得済みだった。神経質な方には許されないレベルかもしれないが、私には十分である。
★2. EVFが使い物になるか〜PanasonicのFZ10を一時使っていたが、見にくかった。
たしかにそれほど見やすいものではない。しかし、今のところバリアングルモニター使用が8割以上である。コンパクトデジカメでこの撮り方に慣れているので、手ブレに神経を使うとき以外はあまりEVFを使用していない。ところでこのバリアングルモニターだが、少し角度が違っただけで見え方が大きく異なる。ふつうに撮っているとかなり露出アンダーに見える。で、モニタと垂直方向に見るとけっこう明るかったりする。(こちらが実際に記録された露出に近い) アンダーを意識して撮ったのに、予想以上に明るいということが多々ある。この点は不満。慣れるか、モニタを引き出して自分の顔の方に向けるようにするかどちらかである。
★3. ズームが電動〜使いにくいのは確定的
人間、慣れとは不思議なもので、それなりに慣れてきた。とはいうものの、いくらリングを回しても一定の速度でしかズーミングしないので、やはりそれなりに使いにくい。でもまあ、ほとんど28mmで撮っているので、これも自分にとっては、さしてたいした問題ではない。
(研究6へ続く)
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