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メニュー 星ヶ丘洋裁学校 訪問記 液晶プロジェクター EPSON EMP-S3 gallery ”野崎まいり” 写真の本・・・木村伊兵衛 昭和を写す〜よみがえる都市 雑感 |
その学校の存在は知っていた。家から5分ぐらいのところにある「星ヶ丘洋裁学校」。その洋裁学校が、実は広大な敷地を有し、ギャラリーやカフェまでが入った建物だとは、会社の上司に教えてもらうまで全く知らなかった。 家族で出かけてみた。門を通って建物に近づいてみる。木造校舎だ。帰ってからサイトで調べたら昭和23年建築とある。建物の左側に回り込むとギャラリーの入り口があった。写真をはじめ、アート創作品の展示がされていた。 裏庭を進むと適度な広さの野原に出た。不思議な感覚に包まれる。大阪の中心地から30分の新興住宅街とは思えない光景だ。景色だけでない。静寂のせいもあるが、なにか空気感が違う。すぐそばには国道1号線をクルマがひっきりなしに走っているのに、林のおかげで音が吸収されている。タイムスリップしたような懐かしい情景。離れの古びた建物は、果たしてカフェであった。 カフェ前の原っぱを、子供たちは蝶やトンボを追いかけ始めた。すると学校の人が虫とり網を持ってきてくれた。長男はそれを借りて蝶を何匹が捕まえた。娘は摘んだ花をプレゼントしていただいた。自分と妻はベンチに座ってゆったりした時間に身を任せる。改めて感じる。「家からすぐの場所とは思えない。そして心地よい場所」 ひっきりなしに人がやってくる。ちなみに、周辺には案内の看板などない。雑誌などに紹介されて後存知なのか、口コミで知ったのか。自分は後者である。 異空間を堪能して洋裁学校を出る。雑踏にすぐ戻される。我が家はすぐそこ。とても不思議な感覚だった。 |
Canon EOS Kiss Digital N EF-S18-55mm F3.5-5.6II
USM(35mm換算:29〜88mm)
当方が所属する写真クラブ「写団くろねこ」にも液晶プロジェクターが導入された。 このEMP-S3は解像度がSVGA(800×600)だが、よほど大きい会場でない限り満足できる画質を投影する。実売は95,000円ほど。 クールダウンが不要ですぐ片付けることができるのもありがたい。このプロジェクターによってデジタルの可能性が広がっていく。写真は人に見てもらうのが何より上達の秘訣であり、また大きく見せることによって気づくこともある。他人の評価を得て、表現の幅を広げていくことができる。 |
大東市の野崎観音で5月に行われる祭り。好天に恵まれた5月の休日に家族で出かけた。JR学研都市線野崎駅から観音様まで1キロ弱。沿道には出店がずらりと並んでいる。 祭の写真は巷に溢れている。「いい写真を撮ろう」などと気負わずに、祭を楽しむ延長でさらりと光景をすくいとるような感じで撮った方がいい、きっと。 |
文章はほとんどなく、モノクロの写真集。昭和の貴重な記録写真だ。これを見て、記録写真について考えた。 今まで作品としての写真しか撮ってこなかったが、写真の原点である「記録」というものの重みに興味が出てきた。何十年後か、自分の撮った街風景が貴重な記録になる。考えるとゾクゾクしてくる。 報道写真は巷にあふれているが、自分が見た光景を自分のために残す。こういう写真も自分のなかにあっていいのではないかと思った。これから、作品だけでなく、記録という視点でも写真を撮っていこうかと思う。自分の写真での幅が広がるのではないか。 |
クラブ仲間からメールが来た。内容は「GRデジタルが壊れた。」 当方と同じ症状で、電源を入れるとレンズが繰り出す途中で止まってしまう。当方の場合は3ヶ月で壊れ、ボディを交換してもらったが2週間後にほぼ同じ症状で壊れた。嫌気がさして返品させてもらった。 クラブ仲間氏は現在修理中とのこと。当方のように再発せず、機嫌良く動いてもらうことを祈っている。氏が店で聞いた話としては、このような症状が多発しているということはない、とのこと。二人とも、たまたま”アタリ”が悪かったのだろうか。 デジタルカメラメーカーの寡占化が進んでいる。写真趣味人としては歓迎できない傾向だ。カメラの選択肢が狭まる。かといってあらゆるメーカーのカメラを買い集めることはできない。事実、当方はGRデジタルを返却したことによって、手持ちのカメラはほとんどキヤノンになってしまった。購買意欲をそそる新発想のカメラが出てこないか。メーカーの奮起を期待したい。 (2006.5.20記) |
奈良・生駒駅前
Canon EOS20D EF-S17-85mm F4〜5.6 IS USM(35mm換算:27〜136mm)
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