サイト用画像データは手間がかかる (2004.6.16)


 サイトに載せる写真を用意するというのは、けっこう手間がかかる。フィルムを多用していた頃はスキャンが大変だったが、デジタルがメインになってからはこの必要がなくなったのでずいぶん楽にはなったのが、それでもそれなりの手間がかかるものである。
 ネックとなっているのは「解像度変更」と「メタデータ削除」である。元画像に問題がある場合は、これらの前に画像加工が必要なのだが、だいたいは加工なしでアップしている。
 「解像度変更」とは、デジカメデータは大きすぎるので、webサイトで閲覧に最適な大きさへと変えてやることである。これは、フォトショップエレメンツ2.0でバッチ処理をすれば多数の画像データでも一発でできるので問題ないが、問題は「メタデータ削除」である。
 デジカメで撮った画像ファイルには、カメラ名や撮影データ、撮影年月日・時間などの細かいデータが埋め込まれている。管理する分には便利なのだが、これらのデータを保持させたままサイトにアップするというのはどうも気がひける。とくに撮影時間が見れるというのは、自分の行動を公開しているようなもので、無神経にサイトへ載せる気はしない。
 メタデータを削除するにはそれなりのフリーソフトがあるが、私はフォトショップエレメンツ2.0の「web用に保存」で作っている。これはメタデータの削除以外に、web閲覧では不要なデータもカットしてくれるのでファイル容量が小さくなるというメリットもある。
 ただし、バッチ処理がないので1枚1枚手間をかけてやっていかなければならない。これが非常に面倒くさいのである。
 リサイズとデータのサイト向け最適化を同時にバッチ処理でやってくれるようなソフトを、いま探している。

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