プリンタはEPSONのPX-G900を使っている。光沢対応の顔料インクタイプだが、正直なところ光沢用紙ではあまりいい出来にならないことが多い。純正以外でも染料を前提に作られている用紙がほとんだからだろうか。EPSON純正紙さえも、絹目調に比べるとコントラストが若干落ちるような気がする。ドライバ設定をあれこれ変えてやってみるのだが、いまのところベストな方法を確立できていない。最高の仕上がりをめざすなら、純正の絹目調なのだが、これが高い。
よってサードパーティー製をいろいろ試している。いまのところ、ピクトリコのベルベッティや、コニカミノルタのフォトライクQPシルキーなどは良好の仕上がりである。
今月号のデジタルキャパはプリント出力特集があって(特集といえども最後のほうのページなのだが)これがけっこう労力のかかった内容。印刷結果が小さいのが残念なのだが、この記事を参考にFUJIのペーパーを買ってみた。
実は、FUJIの画彩は以前あまりにもひどい結果を経験したことがあったので敬遠していたのだが、デジキャパの評価がよかったので試してみることにした。
絹目調を買うつもりだったのが、間違って光沢タイプ(写真仕上げAdvance)を買ってしまったのだが、これが意外にも良好。とくにモノクロを印刷したとき、黒がしっかり締まっている。カラーもコントラストがあって見た目はいい感じ。さらにたくさんのサンプルを出してみないとわからないが、この用紙は顔料もそこそこいけるという感触を持った。絹目調も後日試してみようかと思っている。 |