悲しきネガプリント (2004.4.27)


 先日の結婚式では、久しぶりにフィルムを使った。このところデジタルばかりだったので、久しぶりのEOS7登場であった。
 さて、結婚式の写真をDPEにてプリントしてみた。カラーネガフィルム4本とデジタル画像を約170枚。上がりを見て唸ってしまった。フィルムのほうはコントラストが低く冴えないプリント。片やデジタルはくっきりきれいなプリント。ちなみにここのプリントは、極度に彩度を上げたりシャープネスをきつくかけたりしない。しっとりした、ツウ向けの仕上がりである。フィルムはフジの新しいものだし、町中の店で激安店でもないので薬品が古いとも思わない。よって仕上がりの差はラボの腕の差だと思う。
 プリントマンはすっかりデジタル画像に慣れて、ネガからのプリント技術が伴ってないんじゃにないか。フィルムもいったんデジタルに置き換えているはずだが、パラメータ制御が適切じゃないのかもしれない。と、これらはあくまで推測。機械を触ったことがないので、インターネットのサイト等で仕入れた知識をベースに考えただけなので何とも言えないが、いずれにせよ、ネガからきれいなプリントはプロラボ等に高いお金を払わないことには得られないのかもしれない。


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