WindowsXP (2004.1.21)


 WindowsXPだが、安定性が向上して使いやすくなったものの、改善を望みたい部分も多々ある。いちばん不快なのが、動作がいったん止まること。なぜなのかはわからないが、これはアドミニ権限でも変わらない。複数ユーザーが使える前提のOSなので、ユーザー認証にCPUが割かれるのか、システムバックアップが走るのか、ネットワーク監視が引っかかっているのか、よく調べていなので何ともいえないが、ファイルを開くという単純な操作でも一瞬止まる。それなりに裏技があるようで、クラシック表示に切り替えるとか、まあパソコン雑誌にはいろんな対処法が載っているが、決定打がないのは間違いないようである。

 さらに、ユーザーインターフェイスを改良して自動化したがためにセキュリティが甘くなり、2003年夏のブラスター騒動のような事態も招いている。Windows Updateも、これをやったがために不具合が起きる、とい事例も多々報告されているので、緊急以外は当てないようにしている。

 そんなこんなで、デジタル画像を扱おうとすると、かなりパソコンのお勉強が必要である。私はたまたまSEをやっているので、その点は助かっているが、営業職なんかだとデジカメは買っていなかったかもしれない。

 しかし逆の考え方もある。デジタル画像を扱うためにパソコンの勉強が必要なわけだが、パソコン知識は他にも応用がきく。年賀状作成もさることながら、ホームページを作ったり、撮影データをエクセルで管理したりするなど、これによってHTMLの知識やインターネットの知識、エクセルの使い方を覚えたりする。べつに推奨するわけではないですが、知ってて損はしないと思います。


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