日が長い時期は、会社の帰りに写真を撮ってみたいと思うもの。しばらく仕事が忙しくて、会社帰りに写真を撮るということは考えられなかったが、欠員の補充があったり大きな山が片づいたりして、少し余裕がでてきたのが、この2002年のゴールデンウィークが明けた頃のことだ。仕事がたてこんでいないときを選び、通勤用のかばんにカメラを詰め込んで出勤する。
と、そういうときに限って、突発的なトラブルが発生したりする。一眼レフ一式を詰めるとそこそこ重くなるので、やはりある程度、日を選んでカメラを持っていくのだが、やはり定時に帰れない、ということが、5月から7月にかけ、たてつづけに起こった。
極めつけは、7月のある金曜日、この日は絶対だいじょうぶ、何かあっても他人に任せて撮りに行くべし、と誓った日に妻から「クルマぶつけた」との電話。写真どころではない。仕事が終わってから急いで家に帰った。ちなみに、クルマはサイドがフロントドアからリアバンパーまで「ガリガリ〜」とキズが走っており、約2週間の入院となった。
「これはカメラを会社に持ってくるな、ということなのかなあ」と意気消沈していたのだが、「もしや」と思いカメラを変えてみることにした。それまでは、EOS7を持ってきていたのだが、これをマニュアル機のニューF-1に変えてみた。 すると、あら不思議。何の問題もなく、定時に気持ちよく会社を出ることができた。たんなる偶然かもしれない、ので、翌週またニューF-1を持ってきた。 やはり、トラブルもなく業務終了で、足取りも軽く街へ。
う〜む、これはやはり因縁なのだろうか。 次回、EOS7を持ってくるかニューF-1にするか、今とても悩んでいる。
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