RAWとJPEGの使い分け (2005.5.11)

 RAWとJPEGは現在のところ、状況によって使い分けている。RAWで撮った方が無難なのだが、圧倒的にJPEGで済ませていることの方が多い。その理由を以下に記す。

 まず、RAWで撮ったならば、サイトのアップや画像の加工を施すときなど現像をしてからでないと使えない、ということがある。これがひじょうに面倒くさい。パソコンもCeleronの非力なものなので、大量に撮ったときには現像作業をする気さえ起こらない。

 さらに、撮影枚数が減るというのもひとつの要因だ。メモリーカードを大量に持っている訳ではないので、まとまった時間撮影できるときはJPEGにしている。RAWプラスJPEGでのモードにすれば、前述の件は解消されますが、容量が大きくなりメモリを圧迫してしまう。

 また、パソコンでバックアップをとるときに、すぐにDVDがいっぱいになることもRAWを避けている理由のひとつである。

 私がRAWで撮るのは、露出がかなりシビアなとき、かなり貴重なシーンで撮影するとき、記録性を重視する写真を撮るとき、などの場合だ。いずれにせよ、これらの状況は、今の私にはほとんどない。たまにあるのが具体的には夜間撮影時など。もっとも私の場合、スナップではそれほど画像に対してシビアに考えていないので、後作業のことを考えると「面倒くさいや」とJPEGで撮ることが多くなっている。

 ただ、RAWはやはりデータを多く保持しているので、できればRAWで撮影し、パソコンでじっくり画像と向き合うことが理想ではあるが。

 今後、パソコンがパワーアップし、画像ソフトもRAWの使い勝手がよくなり、メモリーカードが劇的に安くなり、DVDに取って代わる大容量で使いやすいメディアが出てくれば、私もRAW主体になるかもしれない。


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