ディスプレイについて (2005.1.21)

 パソコンを選ぶにあたって、ディスプレイがいちばんネックではないかと思われる。これによって必然的にノートかデスクトップか、という結論も導かれる。

 現在CRT(ブラウン管)タイプは特殊用途と激安品を除いて、ほとんど市場から消えていった。パソコン用としては完全に液晶がメインである。実はこの液晶が、かなりもくせ者だ。安物は、少し角度を変えただけで色や濃度が大きく変化する。ワープロなどで文字を確認するだけなら問題ないが、プリンタで出力するときなど、これではひじょうに困る。ある程度マトモに見える角度を、視野角という。どうやらこの視野角は、左右よりも上下方向で大きく変化するようだ。

 とくにノートパソコンはこの視野角が狭い。デスクトップ機でも廉価タイプのセット品は、あまり性能が良くないようだ。カタログスペックは正直あまりアテにならない。実際店頭で確認するのがいちばんなのだが、地方の方などはインターネット等でできるだけ情報を収集されることをおすすめする。

 ということで、パソコンはできればデスクトップタイプで、ディスプレイは別売品を調達された方がいいと思う。サイズは大きい方がいいのだが、価格がかなり高くなってしまう。17インチ以上を目安とすればいいと思う。

 そのほか、コントラスト比などこだわればキリがないので、ディスプレイはこれぐらいにする。というか、あまり知識ない。ちなみに私は、ナナオ(EIZO)のL-557という17インチタイプを使っている。


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