AE-1PROGRAM
13歳の時に買った、初めての一眼レフ。同時購入したレンズはNewFD50mmF1.8。今でこそズームレンズとセットで買うのが当たり前になっているが、当時は標準レンズとのセットこそが標準だった。発売時の定価はボディのみで60,000円。50mmF1.8セットで82,000円だった。 お年玉とこづかいを貯めて買ったこのカメラの愛着は何にも代え難く、毎日取り出してはボディを磨き、空シャッターを切っていた。 思い入れが強いだけに、その後手放すことはできなかった。31歳になったとき、しばらくやめていた写真趣味が復活してEOSシステムを揃えるために交換レンズや他のボディは売却できても、このカメラだけは売ることができなかった。 機能的には露出補正機能なし、ファインダー情報は絞り値のみと決して使いやすいカメラではないが、このカメラを持つと10代の頃を思い出し、とても清々しい気持ちで撮影できることができる。 例によってシャッターの鳴きが発生していたので、キヤノンで修理してもらった。同時にモルト交換もしてもらったので、安心して使える状態になった。修理費は約15,000円。この先も動く限り、撮影に持ち出したいと思っている。 (2005.10.3) |
写真趣味ブランクの20歳の頃
記念写真でもAE-1プログラムがメインだった。
四国・天狗高原 レンズ:FD28mmF2
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