尼崎ホビスタ(2008.3)  ※2013年6月に閉店

息子と二人で尼崎の鉄道ジオラマを見に行くことにした。京橋で東西線に乗り換えようとしたら、案内で尼崎行きが8両と言っている。さて、いつもは7両のはずだがと思ったがすぐに理解できた。おおさか東線からの直通快速だ。しばらくすると223系の快速がやってきた。東西線をクロスシート車が走るようになった。尼崎まで15分あまり。新世界行くより早いかもしれない。
 そのジオラマのある場所は、ペデストリアンデッキで直結しているわけではなく、いったん降りないといけないが場所はすぐにわかった。そのジオラマは圧巻。HOゲージだから大きいのもあるが、街がよく作り込まれている。碧惟も興奮している。これは見応えがある。店は数件入っているが、タムタムという店の品揃えは圧巻。日本橋のジョーシンといい勝負だ。

11時過ぎに碧惟が「腹減った」というので銀座パノラマに入る。値段は高いがジオラマを目の前にして食事、珈琲は格別。その後に入ったジオラマの店では、息子が熱心にレイアウトを見ていた。店員氏が声をかけてくれて、ジオラマ教室をやっているらしく、息子も興味が出てきたようで参加したいという。何かにつけやる気のない息子が少しでも興味をもったものならやらせてみたいと思うが、すぐには無理なのでレイアウトの作り方が書かれた本を買ってやる。

帰りの電車ではけっこう熱心に見ていた。家に帰るとさっそく作りたくなったようで、発泡スチロールをベースに今日買った店舗を配置したり、パソコンで道路や海、芝生などを印刷してミニジオラマを作った。ゲームばかりではなく、こういう創造的なことにも興味をもってほしいと思う。

(2008年3月)