鉄道ひろばを作る


この持ち運び鉄道ジオラマで、構想段階から保存車両の鉄道公園を目玉のひとつとして計画していました。

これは私が神戸駅近くのD51機関車の保存維持活動にボランティア参加していることが影響しているのかもしれません。

鉄道車両の保存というのは、思った以上に手間もお金もかかります。それでも多くの人がその維持に携わっています。税金等を使うことにも自治体によっては一定の理解を頂いているように思います。

そして、子どもさんを連れて、恋人といっしょに、あるいはひとり往年の活躍を忍ぶかのようにいろんな方々が車両を見に来てくれるのです。

そんな光景を見ていて、ジオラマにはぜひこの鉄道保存スペースを作ろうと思った次第です。



線路は本線と区別する意味もあって、手持ちの古いトミックスレール、S140を使うことにしました。
手前には公園に行くための踏切も設置します。



バラストも本線と区別するため、違う種類のものを購入しました。
展示スペースはブレーキシューの鉄粉などが落ちないのできれいなバラストであるグレーを選びました。



公園のもうひとつのシンボルとして、3本の木を並べてみました。ポポンデッタ日本橋店のジャンクコーナーで見つけた外国製の樹木です。


完成後に、D51を置いてみました。










D51はテンダーを含めた車体長が比較的長いので、S140だとギリギリですが、とくに違和感はないと思います。

気分によって、展示車両をいろいろ入れ替えたいと思っています。




神戸駅近くに保存されているD51の清掃作業の様子。手前で立っているのが私。
腰から紐のようなものが出ているのは、転落防止用の安全胴ベルト。 2021年7月