山を作りこむ前の作業


山はスチレンボードを重ねて成形するつもりなのですが、そのスチレンボード接着がちょっと難儀。
木工用ボンドでは強い接着力は得られず、カッターナイフで削る作業に耐えられる強固な接着を実現するには、確実なのは発砲スチロール用接着剤を使うこと。

しかし、これだけのために専用接着剤を買うのももったいないし、面倒。
手元に何かないかいなとゴソゴソしてたら、コニシの「ウルトラ多用途SU」という接着剤を発見。
早速これで試してみたところ、かなりしっかりくっついてくれたので、これを使って、まずは板を重ねていくことにしました。








しかし、いきなり山の形まで持って行くことはせず、途中でいったん止めて、トンネルの出入り口を作りこみます。
まずはトンネルポータルの位置を確定させます。
使用したのは、これも昔に買って放置していたzジオコレのトンネルポータル。




位置を確定させたら、その内側に目隠しを作ります。これは、トンネルを覗いたときに、奥に発砲スチロールの重ねたものが見えたりすると興ざめしてしまうので、それを防ぐためのものです。

基本的に暗い色のボール紙が理想ですが、なにかと面倒なので手元にあったロッテ・チョコパイの秋スペシャルのものを利用しました。



手のひらにのせて、ボールペンを押しつけながら往復させて、ボール紙を曲げていきます。



こんなイメージ。さらに奥が見えていますが、かなりきついカーブなので、この奥にさらに別のボール紙を置く予定です。

さらにレールを固定させます。ボードに直接置いてる部分は、小クギを押し込んでいきます。
段ボール部分は厚手の強力両面テープを使いました。




線路が固定できたら、トンネル出入り口付近のみにバラストをまきます。
これまた、かなり以前に買ってほったらかしだったトミックスのバラスト。当時意気込みはあったのでしょうけれど、未開封でした。(笑)




バラスト散布に使うの道具はこんな感じ。
筆はバラストを整えるのに、また固着は木工用ボンドを水で溶いてそれを垂らしていくので、ダイソーでスポイトを買ってきました。
また、ポイントなどはバラストが落ちたり水分がこぼれて損傷するのを防ぐため、なんらか保護しておきます。
とりあえず手元にあったポストイット的なテープを貼りました。





バラストを撒いたあと、筆でならしていきます。



水で薄めた木工用ボンドをスポイトを使って流していきますが、少量ずつにしないと、バラストが流れたりムラになって固まったりするので、ゆっくり作業をしていく必要があります。



こんな感じで仕上がりました。

続いて、トンネル出入り口の目隠しボール紙を固定させます。






この写真ではお菓子の箱の柄が見えてますが、上に山がのってふさがると暗くてほとんど見えない、はずです。
ほんとは、黒に塗ったボール紙がいいんですが、たぶんだいじょうぶでしょう。