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保健だより(夏季号) <食中毒にご用心!>                 
                                      
=夏場に多い食中毒! 7月から9月がピークです!=             
 食中毒の発生件数が最も多いのは、飲食店と家庭。毎年この二つがトップ    
争いを続けています。家庭での発生は私たち一人ひとりの心構えと努力で防    
げます。キッチリ防いで、家庭の健康を守りましょう!             
1.どうして食中毒は起こるの?                       
  食中毒の原因となるものは、細菌やその毒素、ウィルス、自然毒(フグ    
 毒や植物の毒)、化学物質など。そのうち8割程度は細菌性食中毒です。    
 からだに有害な細菌が増殖した食品を食べたときや、食べた後にそれらが    
 増殖したときに起こります。                        
  食中毒菌は加熱によって死んでも、菌がつくった毒素が分解されずに食    
 中毒を起こすことがあります。熱に強い菌の場合、他の菌が死んでも生き    
 残り、急激に増殖することもあります。                   
 <食中毒菌はこんな些細なことでも増殖します>               
 ・魚介類や肉類を切った包丁やまな板を洗わず、生で食べる野菜を切った    
 ・これから使う食材を、少しの間だからと、室温に放置しておいた       
 ・感染した家族と同じタオルを使った                    
2.食中毒予防の3原則                           
 A<菌を増やさない!>                          
 ・魚介類は少し時間でも、冷蔵庫で ・冷蔵庫の中身は7割程度に       
 ・冷蔵庫は10℃(生食用のものは4℃)以下、冷凍庫はー15℃以下に    
 ・温かい料理は温かいうち、冷たい料理は冷たいうちに食べよう        
 ・残り物は冷蔵庫で保存                          
 B<菌をつけない!>                           
 ・フキン、台ブキンは清潔で乾燥したものを常に用意             
 ・まな板は肉・魚用を別にするとGOOD。包丁やまな板を洗う時はすす    
  ぎを充分に!漂白剤や熱湯で消毒後、日光にあてて乾燥させよう       
 C<菌を殺す!>                             
 ・食品の中心部まで、しっかり加熱すること                 
 ・電子レンジで加熱する時は、ときどきかき混ぜること            
3.こんな症状があったら食中毒を疑おう!                  
  ほかに原因が見当たらないのに次のような症状があるときは食中毒を疑    
 いましょう。風邪と似たような症状のこともあるので、気をつけましょう    
 ・吐き気、嘔吐 ・腹痛 ・発熱 ・下痢 ・神経症状(しびれ、めまい    
4.すぐにお医者さんにかかろう                       
  食中毒の疑いがあるときは、素人判断は危険です。素人判断で下痢止め    
 や風邪薬を飲んでは悪化する恐れがあります。                
食中毒 Q&A                               
Q− 手の切り傷に絆創膏をはれば、おにぎりをつくっても大丈夫?       
A− 傷のある手で、おにぎりは絶対つくってはいけません。手の傷にすん    
  でいる黄色ブドウ球菌が手から食品を汚染します。             
                                      
Q− 食中毒菌が食べ物の中で増えていたら、食べた時に変な味はするの?    
A− 食中毒菌が増えていても、味も臭いも変わりません。室温で2時間以    
  上たった残りものは思い切って捨てましょう。               
                                      
Q− 「逆性せっけん」てなあに?                      
A− 普通のせっけんとは違い洗浄力はありませんが、強い殺菌力があるの    
  で手指の消毒によく使われます。普通のせっけんでよく洗い流してから    
  つかいましょう。薬局で買えます。                    
                               以上     
                                      
                     ユニチカ健康保険組合       
                     ー保健事業グループー       
 
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健だより NO.01−1  <見なおしましょう!あなたの食生活>     
                                      
   =今年度は生活習慣病を防ぐための情報を連載します=          
                                      
 現在の死因の上位を占める癌、心臓病、脳卒中などの「生活習慣病」は食    
生活と関係の深い疾病です。                         
 今、私たちを取り巻く食環境は、いつでも、どこでも、何でも食べられる    
飽食の時代。だからと言って好きなときに好きな物を好きなだけ食べていて    
は、生活習慣病を招く要因になります。                    
 毎日健康で元気に働くためには、何といってもからだが資本です。       
 そこで今回は、あなたの日頃の食生活をちょっと振り返ってみましょう。    
 次の7つのポイントを参考に、偏った食生活の人は、1つずつ改善できる    
ことから実行に移していきましょう。                     
                                      
1、朝食は少しでも必ず食べるように!                    
  朝食を摂ることは全身のウォームアップとなり、脳が目覚めて集中力や    
 記憶力、作業能力がアップします。牛乳、ヨーグルト、トマト、バナナ、    
 クラッカーなど手軽な食品から少しでも必ず食べるように心がけましょう    
                                      
2、脂肪の取り過ぎに御用心!肉はほどほど、魚は毎日             
  肉の脂身は体内のコレステロールを増やしますが、魚、特にさば、いわ    
 し、さんまなど背の青い魚は、コレステロールを下げ、動脈硬化を予防し    
 ます。肉ばかりに偏らないで魚や、豆腐など大豆製品を毎日摂りましょう    
                                      
3、食塩は1日10g未満に!                        
  食塩中のナトリウムは血圧を上昇させます。高血圧や脳卒中、胃癌を予    
 防するためには、取り過ぎに注意しましょう                 
                                      
4、野菜は特に緑黄野菜をしっかりと!                    
  にんじん、ほうれん草など緑黄野菜には、癌を予防するカロチン、貧血    
 を予防する鉄分、血圧やコレステロールを下げるカリウムや食物繊維など    
 が多く含まれています。不足しないように努めて摂りましょう         
                                      
5、カルシュウムは不足しないように!                    
  骨からカルシュウムが抜けて骨がスカスカになる「骨粗鬆症」の予備軍    
 が若年者に増えています。牛乳は1日1本、チーズやヨーグルト、小魚、    
 豆腐、小松菜などもしっかり摂りましょう                  
                                      
6、清涼飲料水は飲みすぎないように!                    
  炭酸飲料水350cc1缶にはティスプーン約12杯分の砂糖が入って    
 います。砂糖は体内で体脂肪になりやすく、摂りすぎると肥満、高脂血症    
 、脂肪肝、糖尿病などの誘因になります。飲み過ぎないようにしましょう    
                                      
7、アルコール・適量は良薬!                        
  飲み過ぎは、高血圧や肥満、痛風、糖尿病などの誘因になります。適量    
 (男性で日本酒換算1合以内)を、枝豆や豆腐などおつまみと一緒に、ゆ    
 っくり飲むようにしましょう                        
                                      
               ※(健保連大阪連合会“かけはし”より)    
                                      
                                      
                                      
                       ユニチカ健康保険組合     
                       −保健事業グループ−     
 
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保健だより NO.01−02 <禁煙と肥満・その予防>           
                                      
=タバコをやめると、なぜ太るの?=                     
                                      
 「タバコをやめたら、体重が増えてきた!」よくこんな話を聞きますが、    
必ずしもみんなが増える訳ではありません。体重が増える人でも一般的に2    
〜4kgぐらいです。                            
禁煙による体重増加の理由として、次のことが考えられます。          
・禁煙により体内のニコチンによる作用がなくなり、エネルギー消費が低下    
 し、同じ物を食べても太りやすくなる。                   
・味覚や臭覚が改善されて、食べ物の味がよく分かるようになったり、胃の    
 調子が良くなり、つい食べ過ぎて太りやすくなる。              
・禁煙による口さみしさやストレス解消のため、つい甘い菓子やスナック菓    
 子、清涼飲料水などを取り過ぎて太りやすくなる。              
                                      
 禁煙による健康への危険は、2〜4kgの体重増加によるものに比べて、    
はるかに大きい事を考えれば、禁煙のメリットは充分にあります。        
 しかし、あまり太り過ぎると血圧やコレステロールが高くなりますので体    
重の増加に気を付けましょう。                        
“肥満を予防する食事の工夫”は?                      
・一日に3食、規則正しくバランスよく食べる。                
・ゆっくり時間をかけて、よく噛んで食べる。                 
・味付けはうす味に。(辛い味付けはご飯の量が増える)            
・油を使った料理は控えめに。(揚げ物などは、衣に大量の油が含まれる)    
・盛り付けは一人づつ小皿に。                        
 (大きな器に盛りつけると食べた量が分からず、つい食べすぎる)       
・菓子や甘い飲み物、アルコールなどの取り過ぎに注意。            
・口さみしさを上手にしのぐ。                        
 (水やお茶を飲んだり、干昆布や歯磨きガムなどを利用)           
 また、体重チエックと合わせて食べ過ぎを抑えるために、食事日記を付け    
たり、毎日無理なく続けられる運動を組み合わせましょう。           
                                      
<参考>同じエネルギー(200カロリー)                  
 ご飯中茶碗軽く1杯 = ポテトチップス 1/3袋 (35g)       
 (140g)      ショウトケーキ 3/5切れ(65g)       
             チョコレート  2/3枚 (35g)       
             ビール     中1本  (500ml)     
             日本酒     1合   (180ml)     
             炭酸飲料    2本   (500g)      
             アイスクリーム 1コ   (100g)      
                                      
“さあ、禁煙に自信がついたら体重のコントロールに心がけましょう!”     
                                      
                                      
                                      
                                      
                       ユニチカ健康保険組合     
                        保健事業グループ      
 
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保健だより NO.01−3 <ウォーキングについて>            
                                      
=なぜ、スピードより時間が大事なの?=                   
                                      
 体力が落ちているとか、ちょっとからだを動かしただけですぐ疲れてしま    
うか・・・ウォーキングをする殆どの人の目的は、そんなひ弱になりつつあ    
る心身をシャキッと立て直そうというものです。                
 そこで、まず強化しなければならないのは、持久力です。           
                                      
 <持続的な有酸素運動で酸素を取り込む力をつけること!>          
                                      
 持久力の落ちている人ほど、ちょっとした運動や肉体労働をしただけで、    
すぐに息が切れてしまいます。その理由は、からだが取り込む酸素の量が低    
下しているからです。                            
 筋肉が発達しているほど酸素を要求しますから、同じ呼吸をしていても、    
筋肉質の人の取り込む酸素の量が多くなります。からだの中で最も多く酸素    
必要としているのは脳です。その次が筋肉、脂肪は体内で燃やされるとき以    
外は酸素を必要としません。                         
 酸素を多く取り込んでいる人は、その酸素で脂肪を燃やしてエネルギーを    
つくり続けることが出来るので、運動を続けられます。しかし、酸素を取り    
込む力の弱い人は、酸素がエネルギー産出に追いつかなくなり、酸素不足に    
なって息切れするわ、エネルギーがつくれなくなってヘトヘトになるわ・・    
・という次第です。                             
                                      
 <5分走るより、20分以上早歩きした方が体脂肪が燃えやすい!>      
                                      
 つまり、持久力を鍛えるには、酸素を多く取り込んで、脂肪を燃やす力を    
つけることです。ところが、運動を始めた直後や普通にからだを動かしてい    
るときは、からだは筋肉の中のグリコーゲンという物質を燃やしてエネルギ    
ーをつくり、大量の酸素が無くても動けるようになっています。酸素が脂肪    
を燃やしてエネルギーをつくり始めるのは、運動を始めて15〜20分経っ    
てからです。                                
 このため、酸素の摂取量を上げて持久力を鍛えるには、ある一定以上の時    
間、無理のない運動を続けた方が効果があるのです。              
                                      
                                      
                                      
                     ユニチカ健康保険組合       
                     ー保健事業グループー       
 
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保健だより NO.01−4 <テイクアウトの上手な利用法>         
                                      
=コンビニ編=                               
                                      
 湿度が高い季節になって、なんとなく身体がだるいなあと感じていません    
か? そして、ついつい簡単な食事になったり、食事を抜いたりしていませ    
んか?「健康のためには良くないとわかっているけどネ・・・」とつぶやい    
ているあなた。昼食は会社近くのコンビニに立ち寄って「とりあえず、何か    
お腹に入れておかないと」と、なにげなく昼食を選んでいませんか?       
 コンビニエンスストアは、お弁当やお惣菜からインスタント食品まで幅広    
く食べ物を扱っている食料品の貯蔵庫です。上手なコンビニ利用法を身につ    
けて、主食・主菜・副菜を揃えたバランスのよい食事を心掛けましょう。     
さて、あなたの昼食は何派?                         
                                      
★コンビニ弁当派のあなたへ                         
  主食・主菜・副菜が一応揃っていて、食品数もかなりある弁当もありま    
 すが、揚げ物が多かったり、惣菜の量が少なかったりすることがあります    
 。そこで、                                
プラス1品                                 
 副菜→お浸し・ごまあえ・野菜サラダ・きんぴらごぼう など         
★単品メニュー派のあなたへ                         
  スパゲッティ・焼きそば・ざるそば・丼物など単品メニューは主食が中    
 心となっています。そこで、                        
プラス2品                                 
 主菜→卵焼き・鶏から揚げ・冷奴・焼き魚・煮豆など             
 副菜→野菜サラダ・お浸し・ごまあえ・酢の物・野菜ジュースなど       
★サンドイッチ・調理パン派のあなたへ                    
  サンドイッチやホットドッグなどの調理パンは、野菜や卵、ハム、ソー    
 セージなどが入っていますが、量はそれほど多くありません。そこで、     
プラス2品                                 
 主菜の補いに→牛乳・ヨーグルト・チーズなど                
 副菜→野菜サラダ・海草サラダ・野菜ジュースなど              
★カップ麺・おにぎり派のあなたへ                      
  カップ麺やおにぎりは主食が中心となっていて、塩分も多くなりがちで    
 す。そこで、                               
プラス2品                                 
 主菜→ゆで卵・冷奴・焼き魚など。主菜の補いにヨーグルト・チーズも     
 副菜→野菜サラダ・お浸し・ごまあえ・酢の物・野菜ジュースなど       
                                      
 平成12年3月に、農林水産省・厚生労働省・文部科学省の3省が、21    
世紀における新しい食生活指針を発表しました。その中では、まず「食事を    
楽しみましょう」と提唱しています。そして、実践として「主食・主菜・副    
菜を基本に食事のバランスを」と提言しています。               
 何かと多忙な毎日を送っているあなた。コンビニを利用する際は、上手に    
利用して、楽しく、ヘルシーな食事を心掛けてください。            
                                      
                              以上      
                                      
                                      
                                      
                                      
                                      
                      ユニチカ健康保険組合      
                      ー保健事業グループー      
 
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保健だより NO.01−5 <栄養情報 選ぶのはあなた>          
                                      
  =上手に活用したい! 食品の栄養表示=                 
                                      
 残暑厳しいこの頃、何をするのも疲れ、つい簡単な食事になりがち・・・    
「今日はテレビCMでお馴染みのあの○○ラーメンを食べようかな」と思っ    
ているあなた! 今、あなたが選ぼうとしている食品は、あなたの身体に適    
した条件を備えていますか。一度、ゆっくり食品のパッケージをながめて見    
てください。 最近、食品には使用材料の他に、多くの食品に「熱量、たん    
ぱく質・・・など」栄養成分が表示されています。               
                                      
★なぜ、栄養表示って必要なんですか?                    
 「この頃、血圧が高いので、減塩表示は大助かり」と単身赴任のお父さん    
。「ちよっと太り過ぎなのでエネルギー表示を参考に」とダイエット中のお    
母さん。                                  
 近年、高血圧や肥満、糖尿病など生活習慣病の増加に伴い、食生活を通じ    
た健康づくりへの関心が高まっており、店頭には栄養成分を表示した食品が    
増えています。しかし、かつてはそれぞれメーカーによって表示方法が異な    
っていたため、より信頼性があり、分かりやすい表示が必要になりました。    
 そこで、厚生省(現厚生労働省)において、食品の栄養成分等の表示に一    
定のルールを設け、食品を選択する上で適切な情報を提供するため、「栄養    
表示基準」が平成8年5月に策定されました。                 
 一般表示として熱量、たんぱく質、脂質、糖質、ナトリウムの5項目は必    
ず表示しなければなりません。それらは私たちの身体の健康維持にとても重    
要なものだからです。さらに、栄養成分が「多い」とか「少ない」とか強調    
した表示もあります。                            
 これからは、食品を購入するときは、賞味期限だけでなく、食品に表示さ    
れている栄養情報をじっくり確認して選びましょう。特に、「○○が多い」    
とか「少ない」とかのキャッチフレーズだけでなく、各栄養成分についてど    
の位入っているのか正しく理解し、日頃の食生活に活用しましょう。       
                                      
★栄養成分の表示内容(例)                         
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−    
|<フレッシュ○○ジュース>       |<△△ビスケット>  |    
| 栄養成分表示             | 栄養成分表示    |    
|<1本あたり>             |<1箱当たり>    |    
|熱量    50〜60kcal     |熱量  360kcal|    
|蛋白質   0.5〜0.8g      |蛋白質   5g   |    
|脂質          0g      |脂質    9g   |    
|糖質    15.2〜18.2g    |糖質   66g   |    
|ナトリウム 10〜20mg       |ナトリウム 520mg|    
|食物繊維  2.8〜4.2g      |           |    
|カリウム  200〜350mg     |           |    
|ビタミンA 1,100〜1,800IU |           |    
| 注:1本(190g)当たり      |注:1箱(85g)当たり    
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    
                                      
                              以上      
                                      
                                      
                                      
                                      
                        ユニチカ健康保険組合    
                        ー保健事業グループー    
 
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保健だより NO.01−6 <外食の上手な利用法>             
                                      
=ファミレス編=                              
                                      
 ファミリーレストランすなわち「ファミレス」といえば、子どもから若者    
、高齢者、家族連れと幅広い年代層に利用されています。            
 今回は、ファミレスを120%健康的に利用する方法について「あなたに    
ちよっとアドバイス!」をしましょう。                    
                                      
★選択その1                                
  豊富なメニューの中からどれを選ぼうかとまよいますが、主食・主菜・    
 副菜のそろったバランスメニューを探しましょう。              
  エネルギーの低い和定食、多くの食品が取れるバイキング、旬の食材を    
 利用した季節メニュー等がお勧めです。                   
                                      
★選択その2                                
  野菜の目標量は1日350g、外食でも1食100gがとれるよう心が    
 けましょう。                               
  野菜の多い定食を選ぶ、付け合わせの野菜は残さず食べる、野菜のお代    
 わりをするなど。                             
  また、サラダバーがあればぜひ利用したいもの。ポテトやマカロニサラ    
 ダだけでなく、ゆでブロッコリーやにんじん、ほうれん草、ミニトマトな    
 ど緑黄色野菜もしっかりとりましょう。                   
                                      
★選択その3                                
  生活習慣病を予防するには、自分の適量を知り、食べ過ぎない事が大切    
 です。最近は、エネルギー等栄養成分表示をしている店が増えています。    
 特に、女性や高齢者、糖尿病や肥満の方は、エネルギー表示を参考にメニ    
 ューを選びましょう。                           
                                      
★選択その4                                
  エネルギーを取り過ぎない食べ方として、                 
 ☆白飯や丼ごはんの量は減らしてもらいましょう。              
 ☆豚カツやステーキは、脂肪の少ないヒレ肉を選びましょう。         
 ☆ステーキやハンバーグはサイズを選びましょう。(動物性脂肪の取り過    
  ぎにご注意)                              
 ☆サラダには、ノンオイルや和風ドレッシングを選びましょう。        
                                      
★選択その5                                
  外食は、塩分が多くなりがちなので、出された料理の味を確かめてから    
 しょう油やソースを使うようにしましょう。減塩しょう油を置いている店    
 もあります。また、最近はたばこ対策として禁煙席や禁煙タイムを設けて    
 いる店が増えているのも嬉しいことです。積極的に利用しましょう。      
                                      
 以上のように、ファミレスのメニューには、色々ヘルシーな配慮が見られ    
ます。                                   
 さあ、今日から、外食もちよっと考えて賢く選ぶようにしましょう。      
                                      
           [けんぽれん大阪連合会「かけはし」より転載]     
                                      
                                以上    
                                      
                                      
                        ユニチカ健康保険組合    
                        −保健事業グループー    
 
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保健だより NO.01−7 <あなたがつくる自分の健康>          
                                      
=健康日本21を推進しよう!=                       
                                      
 今年も10月の健康強調月間を迎えました。忙しい毎日の中で健康を意識    
した生活を送ることは、なかなか難しいものです。しかし、「1年に1度く    
らいは多くの人に自分の生活習慣をじっくり見つめる時間を作ってほしい」    
と私たち健康保険組合はそう考え、健康強調月間を通じて皆さんをサポート    
しています。                                
 世界一長寿を誇る日本。寝たきりや痴呆、また生活習慣病などで闘病生活    
を送るのでは、その喜びも半減してしまいます。元気に楽しく長寿を全うす    
るためには、やはり日常生活での健康づくりを継続することが不可欠なので    
す。                                    
 “健康づくり”というと大げさで構えてしまう人もいるかと思いますが、    
いつもより少し多く動き、間食やインスタント食品などをできるだけ控え、    
家族そろって食卓を囲む時間をつくるようにする。ときには、健保組合連合    
会等が行う、ウォーキング大会に足を運んでみるなど、小さな行動が将来の    
健康につながります。                            
 健康強調月間をひとつのキッカケとして、さあ今日からあなたも健康づく    
りにトライしてみませんか!                         
                                      
 ★気づいてる? 体が出してる 赤信号                   
                                      
 ★ストレスは 作るな 貯めるな 与えるな                 
                                      
 ★ウォーキング 季節を感じて リフレッシュ                
                                      
 ★食卓に 家族の笑顔 もう一品                      
                                      
 ★毎日実践 食後の歯磨き                         
                                      
               [健保連合会「すこやか健保」より転載]]   
                                      
                               以上 上   
                                      
                                      
                        ユニチカ健康保険組合    
                        ー保健事業グループー    
 
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保健だより NO.01−9 *お酒と上手につきあおう!*          
  <お酒の強要はアルコール・ハラスメントです>              
=お酒が増える年末年始=                          
 忘年会に新年会、何かとお酒を飲む機会の増えるこの季節。適量を自分の    
体調に合わせて楽しむこと、そしてお酒が苦手な人のことも考えて飲むこと    
を心がけましょう。                             
                                      
=肝臓が日本酒1合を処理するのに、約4時間かかる!=            
 適量の飲酒は、リラックス効果やストレス解消、食欲の増進といった効果    
があると言われています。でもアルコールの処理を担当する肝臓は、アルコ    
ール0.1gを体重1kgあたり1時間かけて処理するため、体重60Kg    
の人が日本酒1合飲んだとすると、その処理に約時間かかると言う訳です。    
 処理能力を超えた飲酒を続けると、余分な中性脂肪が肝臓に溜り脂肪肝に    
。その後肝炎から肝硬変と進行する可能性も・・・また痛風や高血圧、アル    
コール依存症といった病気の他、食道や胃の粘膜を傷つける事もあります。    
                                      
=おつまみを食べながら、お酒は1種類をゆっくりと!=            
 空腹状態でお酒を飲むとアルコール吸収率が高くなり、血中アルコール濃    
度が急激に上昇してしまい危険です。できる限り、栄養のバランスのとれた    
おつまみを一緒に食べるようにしましょう。                  
 大豆製品、肉、魚といったタンパク源や、野菜などビタミンを豊富に含む    
食事はアルコールの分解を助け、肝臓の負担を軽くしてくれます。        
 もう一つ気をつけたいのが「ちゃんぽん」。お酒の種類が変わると口当た    
りが変わるため、ついつい飲み過ぎてしまいます。1〜2種類をゆっくり、    
また自分が今どの位飲んでいるかわかる範囲で飲むようにしたいものです。    
                                      
=アルコール・ハラスメントしていませんか?=                
 かつて“イッキ飲み”が全盛だった頃は、「急性アルコール中毒」で病院    
に担ぎ込まれる人が増え、社会問題にもなりました。              
イッキ飲みとまでいかなくとも、本人の意思を無視してお酒を強要すれば、    
アルコール・ハラスメント(アルハラ)となります。              
 適度な飲酒が、ストレス解消やリラックスに効果があるといっても、飲酒    
の基本は本人の自覚のもと、楽しんで飲める範囲である必要があります。飲    
めない体質や飲んではいけない病気の人がいること、そしてアルコールのも    
たらす害や他人への影響を充分に理解したうえで、酒席に臨むようにしたい    
ものです。                                 
                                      
★隠れアルハラ度チェック★ <YESの数が多い程アルハラどはアップ>    
 1.飲み会を盛り上げるために“イッキ”は必要。              
 2.相手にアルコールを勧めるのは「礼儀」だ。               
 3.訓練すればアルコールに強くなる。                   
 4.みんなで酔っ払ってこそ連帯感が生れる。                
 5.相手の本音を聞こうと思ったら、まず飲ませるのが得策。         
 6.飲めない男性は、なんだか男らしくない。                
 7.乾杯は必ずアルコールでするべきだ。                  
 8.酔いつぶしても、吐かせるか寝かせておけば大丈夫だ。          
 9.女性がお酌するのは当たり前だ。                    
10.未成年でもほんの少しなら飲ませてもかまわない。            
11.「あの時は酔っ払っていたから」と言い訳をすることが多い。       
*イッキ飲み防止連絡協議会*http://www.ask.or.jp    
                                      
             [健保連「すこやか健保」より転載]  以上    
                                      
                     ユニチカ健康保険組合       
                     ー保健事業グループー       
 
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保健だより N0.01−10 *外食の上手な利用法!*           
                                      
=ファーストフード編=                           
  ハンバーガー、フライドチキン、持ち帰り弁当、すし、サンドイッチ、    
 ドーナツなどいわゆるファーストフードは、それぞれ特徴がありますが、    
 手頃な値段で手軽に食べられ、消化吸収の早い食事として重宝です。      
  今回はファーストフードを健康に配慮しながら上手に利用する方法につ    
 いて考えてみましょう。                          
  ここ数年コンビニの普及により、手軽にテイクアウト食品が手に入るよ    
 うになりました。また最近は、消費者の多様なニーズに応えるため、各店    
 競ってサイドメニューの開発に努めており、ヘルシーな組み合わせも提供    
 されるようになりました。                         
☆今、私たちの食生活は・・・                        
  さて、厚生労働省は平成12年度の国民栄養調査の結果を発表しました    
 が、注目すべき主な項目として、気になるのが ◆男性の肥満で、30〜    
 60歳代で約3割が肥り過ぎています。◆女性は逆に痩せ過ぎの人が20    
 〜30歳代で増加しています。◆栄養や食事については「まったく考えな    
 い」、「あまり考えない」人は、若年層では男女とも4〜5割と高率で、    
 中高年層でも男性は3割います。◆外食を利用する人は20〜59歳の男    
 性が高く、約3割が「ほとんど毎日1回以上」利用し、男女とも外食頻度    
 が高いほど野菜の摂取量が少ない傾向にあります。◆国民の栄養状況は、    
 脂肪と塩分を取り過ぎており、野菜とカルシウムが不足しているという結    
 果です。                                 
☆ファーストフードを上手に利用するには!                  
 1、自分の1日に必要な栄養量を知りましょう。               
   例えば、昼食にハンバーガー、フライドポテト、コーヒーの場合、夕    
  食には魚料理と野菜の煮物など和風献立を、翌朝は牛乳や卵、果物など    
  を組み合わせるなど3食で、栄養バランスを考えましょう!         
 2、自分の健康・嗜好にあったオリジナル・オーダーを。           
   汁気の少ないハンバーガーなどは食べやすくするために油が調味料と    
  してたっぷり使われています。取り過ぎないように「マヨネーズやケチ    
  ャプは少な目に!」「野菜のドレッシングは控えて!」などとヘルシー    
  オーダーをしましょう。                         
 3、低カロリー、ノンカロリーの飲み物をセットに。             
 4、サイドメニューも上手に利用を。                    
   野菜サラダや野菜スープなどがあれば組み合わせましょう。適当な組    
  み合わせがないときは、次の食事で不足分を補うようにしましょう。     
 5、夜食はとらないで!                          
   深夜の高カロリー食品の取り過ぎは、内臓のまわりに体脂肪の蓄積を    
  招き、深く静かに生活習慣病が忍び寄ってきます。くれぐれもご用心!    
★1日に必要なエネルギーの目安                       
          男 性        女 性              
 高校生    2,400Kcal  1,950Kcal          
 20歳代   2,300Kcal  1,800Kcal          
 40歳代   2,250Kcal  1,750kcal          
 60歳代   1,800Kcal  1,650kcal          
 強い作業の人 2,850Kcal                     
                             以上       
           [けんぽれん大阪連合会「かけはし」より転載]     
 
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保健だより NO.01−11 <春の健康*花粉症対策>           
                                      
 いまや、国民病と言われるほど増えている「花粉症」。毎年この時期にな    
ると、くしゃみ、鼻水、目の充血など不快な症状に悩まされる人が続出しま    
す。                                    
 花粉症を引き起こす直接の原因は、春風に乗ってやってくる花粉、空気中    
のちりや、それについてくるダニやカビ・ハウスダストなどですが、症状の    
でる人とでない人がいるのは、体質のせいだけではありません。乾燥した空    
気や、高タンパク・高脂肪の偏った食生活などの環境要因が加わった時に症    
状が出やすくなります。言い換えれば「花粉」「体質」「環境」の3つの要    
因の内、1つを取り除くか改善すれば花粉症をある程度抑えることができる    
のです。                                  
                                      
=花粉の種類を知り、外出を避ける=                     
 日本で確認されている花粉は約40種類にも及んでいます。代表的なスギ    
花粉の飛散のピークは2月から4月いっぱい。夏にかけてはナガハグサやカ    
モガヤなどイネ科の花粉やヒノキが飛びやすくなります。こまめに花粉情報    
に注意し、飛散の多い日には外出を控えたり車で移動しましょう。        
                                      
=家の中に花粉を持ち込まない=                       
 帰宅後の石鹸洗顔や手洗いはもちろん、できれば目や鼻も洗いましょう。    
その他、髪や洋服のブラッシングもお忘れなく。部屋は濡れ雑巾での拭き掃    
除や濡らしてちぎった新聞紙をまいてほうきで掃き出す昔のスタイルがお勧    
めです。掃除機を使うなら、排気口を外へ向け窓を開ける。           
                                      
=マスクの中に濡れたガーゼを=                       
 「マスク」は最も手軽な花粉症対策。花粉を遮断するだけでなく、空気が    
加湿され、症状が起こりにくくなります。フィルター付きの花粉症専用のマ    
スクがあればいいのですが、普通のマスクでも、中に水で濡らしたガーゼを    
1枚重ねるだけで効力アップ。マスクの外側から内部に向かって、ユーカリ    
のエッセンシャルオイルを垂らすのも効果大です。               
                                      
                                      
                                      
                       ユニチカ健康保険組合     
                       ー保健事業グループー     
 
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保健だより NO.01−12<外食・テイクアウトの上手な利用法>      
                                      
=デパート・スーパー編=                          
 今回は一般にデパ地下やスーパーで売られているテイクアウト食品の上手    
な利用法について考えてみましょう。                     
 時間のない時や疲れて手抜きしたい時にはそれなりに便利な食品、賢く利    
用するためのちょっとしたアドバイスとして、                 
1、家族または自分の必要な量を把握し、適量を購入しましょう。        
2、一食分として、たん白質性食品が60〜100g(例:卵1個、魚なら    
  1切れ、豆腐なら3分の1丁)、野菜が100〜150gを目安としま    
  しょう。                                
3、特に不足しがちな野菜を中心としたメニューを選びましょう。        
4、食品を購入する時は、毎日同じ物に偏らず、変化をつけましょう。      
5、豚カツやコロッケなど揚げ物に偏ると脂質のとり過ぎに、煮魚やキンピ    
  ラなど「お袋の味」ばかりになると塩分のとり過ぎになる事もあるので    
  注意を。                                
 次に実例を通して考えてみましょう。                    
[実例1]                                 
  : 20歳代のOL、最近ダイエットを始め、食事はもっぱらデパ地下    
  :のサラダや和え物中心の菜食メニュー、ついつい手軽なもので済ませ    
  :ちょっと貧血気味です。                        
   表面上は若くても、身体の中は少し老化が始まっているかも、1日3    
  食きっちり食べ、野菜を毎食たっぷり、カルシュウムの多い乳製品は毎    
  日欠かさず、造血作用のあるたん白質(レバにら炒めなど)も忘れずに    
  、そして十分な睡眠と適度な運動を。これで明日から健康美人!!!     
[実例2]                                 
  : 40歳代の男性単身者、ほとんど毎日外食かスーパーの弁当や揚げ    
  :物にアルコール。体重も徐々に増え、このままでは糖尿病が心配です    
   単身者にとって手軽なテイクアウト食品は強い味方、色々組み合わせ    
  てバランスよくとりましょう。                      
  例えばご飯にサバの煮付、野菜のごま和えなど主食、主菜、副菜を揃え    
  て。レトルトシチューや冷凍野菜(枝豆・ブロッコリー等)を買い置き    
  したり、野菜やトマトのジュースも常備して、休日には簡単な料理に挑    
  戦し、たくさん作って冷凍しておくのもいいでしょう。           
                                      
  テイクアウト食品を選ぶ時は何気なく食品を手に取るのではなく、少し    
 考えて買うように心がけましょう。自然とよい食事の習慣が身につき、長    
 い間にはきっとあなたの役に立つことでしょう。               
                                      
            [けんぽれん大阪連合会「かけはし」より転載]    
                                      
                                      
                                      
                      ユニチカ健康保険組合      
                      ー保健事業グループー      
 
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