コピーの達人

私はコピー室で八軒さんに出会うと、設定をいじっておく。
八軒さんは設定を確認せずにコピーするからだ。
A4の原紙を置き、鼻歌まじりでボタンを押す、
なぜかB5の紙が出て来る。次から次に。
「おっ?!おっ?!おおっ?!」
「中止」のボタンを押さずに、なぜか「スタート」ボタンを連打する。
「おおおっっっ!!!」
20枚ほど出た紙を見て、「なんじゃこれ?機械こわれてるわ」

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