ホモクラブ探訪

5月3日月曜日、この日はM田と遊んだ。
お昼に梅田で待ち合わせをして、新地を散策した。
酒iさんから「名古屋のニューハーフクラブで聞いたんやけどな、新地に
ジャルっていう店があるらしいわ。奇麗なニューハーフがいっぱい居るら
しいぞ。料金も、7千円ほどでお手頃って言うてたわ」と聞いていた。
NTTに「ジャルって店の番号教えて下さい」と問い合わせても、「登録
がごさいません」
こうなったら、歩いて探そうということになり、M田を連れて、新地の飲
み屋を一軒一軒調べた。
2時間以上かかって、しらみつぶしに探したが、ジャルなんて名前の店は
無かった。おそらく、酒iさんが店の名前を聞き間違えたのだろう。
ジャラとかギャルズとか、ジャルと聞き間違えそうな店の店名と場所をメ
モ帳に控えた。
飲みに行くには早過ぎるので、喫茶店、ゲーセンで時間をつぶした。
いい時間になり、居酒屋に入った。M田は、相変わらず、破滅的な飲み方
をしていた。飲むというより、酒を流し込むという感じだ。
私にも薦めるので、それなりに付き合った。
さて、二次会。これがメインだ。
新地。ジャルと聞き間違えたであろう店。
手帳に控えた店の電話番号をNTTに問い合わせ、一軒一軒電話してみ
た。
肝心なことを忘れていた。
新地は、日曜祝日に開けている店はほとんど無いということだ。
どの店も開いていなかった。
未知なるニューハーフクラブは次回ということで、Lサイズのバナナに電
話した。またもや、満員だった。席を作ってくれると言ったが、ゆったり
したかったので、今回も断った。
「I氏さん。どうします?」
「変わった店行こうか」
「どこです?」
「エクスプロージョン」
「マジですか?!」
「おう。社会勉強や」
エクスプロージョンは、ホモのクラブだ。
店に行くと、ホモのダンパだった。
好きなタイプのホモを指定するように言われた。
S(スレンダー)
G(ガッチリタイプ)
A(オールマイティー)
D(デブ)
といったアルファベットを書いたシールを渡される。
私はS、M田はAを選んだ。服に2枚のシールを貼った。
私は、色気を強調するために、シャツの両乳首の上辺りに貼った。
酒を飲みながら踊り場に行った。我々は、どちらかというと、踊ったりす
るのが苦手だ。
せっかくの踊り場なので、二人で電撃ネットワークの踊りをした。
私は、グラスでパイパニック。
ホモどもはひいた。
だんだんあきてきたし、そろそろネルトンパーティーが始まるところだっ
たので、脱出。ホモどもに指名されるのはかなわん。
クラブシリーズということで、次にイズントに行った。
店を覗くと、ガキばかり。ガキと遊んでもつまらんので、入らずに、クー
に向かった。店を覗くと、ガラすき。ほとんど客が居ない。シラけた雰囲
気だった。シケた店に入る気分ではなかったので、やめた。
散歩がてら天満まで歩き、軽く居酒屋で一杯ひっかけていた。
急にM田が咳こみだした。
風邪だ。
ひどい咳をするので、お開きにした。
家に帰り、翌晩にそなえて寝た。

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