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■2005.02.03
「hostsとlmhostsの違い」
■ Windowsネットワークにおいて静的な名前解決を行う手段としては、hostsファイルとlmhostsファイルの2つがある。■ hostsファイルは、もともとはTCP/IPプロトコルで使われてきた名前解決手段であるが、現在ではNBT系のサービスでも利用されている、一番基本的な名前解決手段である。
■ lmhostsファイルは、もともとはNBTプロトコルで利用されてきた名前解決手段であり、主にNetBIOS名とIPアドレスの対応付けを管理している。
※hostsファイルの例
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# This file contains the mappings of IP addresses to host names.
127.0.0.1 localhost loghost
#
192.168.1.21 server1 server1.example.com
192.168.1.22 server2
192.168.1.23 server3
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各行が1つのIPアドレスとその名前を定義している。左端にIPアドレスを書き、その右側は、ホスト名を記述するが、ホスト名を複数記述することもできる。また、#はコメントを表し、#より右側はすべて無視されることになっている。
※lmhostsファイルの例
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192.168.1.31 fileserver1 #PRE #DOM:EXAMPLEDOM
192.168.1.32 fileserver2 #PRE #DOM:EXAMPLEDOM
192.168.1.33 fileserver3 #PRE
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hostsファイルと比べると、#PREとか#DOM:<ドメイン名>といった特別なキーワードが追加されている点が異なる。
■2005.02.23
●ブレードサーバーとは
ブレードサーバーとは、ブレード(Blade:刃物または刀身といった意味)のように薄くて細長い形状をしたサーバーのこと。広義に解釈すれば、ラックマウント型サーバーの中の1つのカテゴリという位置づけになる。現時点では、どこまで省スペースになったらブレードサーバーと呼ぶのかという厳密な定義はない。
●ブレードサーバーの導入メリット
◇ 1Uサーバーよりもさらに省スペース化を図ることが可能。
◇ サーバー増設が簡単で拡張性に優れている。
◇ 消費電力を抑えることができる。
◇ ケーブル配線にかかる手間とコストを削減できる。
◇ 信頼性と可用性が向上する。
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