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■2005.01.14
リソース不足によるPCA36のABEND
昨夜、家に帰るとKSSから電話があったとのこと。PCA36(webフロント取込)でABEND。メッセージはWISE300のオープンエラー。PGMを見てみると、酒井G長が変更されていたのでそれが原因と思って調べていたが、どうもわからない。WISE300は製品区分マスターの読込だが、変更箇所とは違っている。JCLもWKメンバーと比較してみたが同じである。テストでまず、酒井G長のファイルで通してみたところ、エラーなし。本番ファイルで通すと、同じメッセージでABEND。悩んでいたところに酒井G長から電話があったので引き継いだ。
あとで見てみると、REGION=4Mの追加で通っている。リソース不足だ。%READのロジックを通るデータだったので不足が発生したと思われる。
以下、酒井G長の報告
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050113木
夜間バッチABEND(PCA36:Webフロント会計伝票 現 象S080(PCGAA40)で製品区分マスターOPENエラー
原因 製品区分マスターREAD(%READ)初回時にOPENし、インコアを確保にいくが、領域が取れなかったためと思われる。該当PGMは昨日修正し、コンパイル新バージョン後、初めて実行。
対応 EXECステートメントに、「REGION=4M」追加しRE−RUN。
対策1.以下に該当するPGMで、リコンパイルした場合、領域拡大を考慮すべきである。
・ブロッキングファクターが大きい入出力シーケンシャルファイルが多い(4ファイル以上)
・VSAMファイル%READを多く使用しているPGM
対策2.1に該当するPGM変更後にテストする場合、
・すべてのファイルI/Oの機能テストを実施する。
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この内容は経験済みだったが、言われてはじめてわかった。対応中には気がつかなかった。メッセージに明確には出ていないが、これぐらいは推測して対応できるようにしたい。
そもそも「REGION=4M」にしなければいけない理由を突き詰めておくべきだった。メモリはデフォルトで2M確保だが、PGMの作り方によって4Mを確保する必要がある。どんなときに確保が必要か、そのあたりまで考えておくべきだったと反省。
■2005.01.19
webサイトより NT 4.0サポート終了
ついにサポートが終わったNT 4.0
カスタム・サポートは高根の花
日経Windowsプロ2005年1月号,11ページより 要約
●2004年12月31日で,Windows NT 4.0のサポートが終了した。今後はマイクロソフトと「カスタム・サポート契約」を結んだユーザーでなければ,セキュリティ修正パッチを入手できなくなる。
●カスタム・サポートは2006年12月31日まで継続される予定だが,条件が厳しいほか費用も高額であるため,多くのユーザーにとっては「高根の花」となりそうだ。
●PCサーバー・ベンダーなどの中には,独自の保守契約によってNT 4.0のサポートを継続するところもあるが,費用やサポートの内容には不明な点が多い。
NT4.0が2004/12/31でサポートが終了したとのこと。
メインストリーム・サポート・フェーズは,すべてのサポートが提供される期間で,製品の「サービス・パック」が提供されるのはこの期間内である。
その次の段階の延長サポート・フェーズでは,セキュリティに関連しないバグ修正は原則行われない。NT 4.0の場合,本来の延長サポート・フェーズに入った2002年7月1日以降もセキュリティ以外のバグ修正が行われていたが,2004年1月1日以降はセキュリティに関するバグ修正のみが提供されていた。
延長サポート・フェーズが終了すると,カスタム・サポート・フェーズに入る。この段階ではセキュリティに関するバグ修正も原則として行われない。既にWindows NT Workstation 4.0(以下NT Workstation 4.0)は,延長サポートが2004年6月30日に終了。7月14日を最後に,NT Workstation 4.0用のセキュリティ修正パッチは提供されていない。
今後はセキュリティ問題が出てもパッチが提供されないとのことで、運用に関しては不安が残る。現在2Gで抱えているNTはリプレース対象の2台なので、この6月には解決する見込みだ。
文書サーバーで使っているくらいのサーバーは、この際置き換えた方がいいかもしれない。厄介なのはクライアントサーバーのサーバーやPDCの場合である。クライアントまで波及するので、工数や投資が膨らむ。
カスタムサポートフェーズは、日経の記事によると1000万円単位という高額。社内システムだけで使っているのでは契約できない金額である。
なおマイクロソフトは2004年12月に,Windows 2000 Service Pack 5の提供を取りやめると発表した。前述の通り,サービス・パックが提供されるのはメインストリーム・サポートの期間だけなので,Windows 2000のサービス・パックはSP4が最後になる。NT 4.0に続いて,Windows 2000のサポートに気を配る時期が近づいている。
そうこうしているうち、Windows2000のサポート問題が出てくる。サーバー乱立の時期と一致するだけに、注意が必要である。
■2005.01.21
web購買の学習
楽々の学習をしているが、いまいちわかりにくい。なぜわかりにくいのかといえば、まずパッケージがあらゆるシーンを想定して柔軟に対応できるよう設計されているのだが、逆にそれがしくみのわかりにくさという弱点になっている。さらに、組織やグループ等々の設定が多々あるが、それぞれがどういう役割を果たしているのかが見えにくい。会社という概念も、会社設定というものと、部署設定における会社レベルもあり、これと別に購買地区という概念もあるなど多層構造になっているので、なおさら理解しにくくなっている。
■2005.01.25
GLOVIA スパンボンドのノート端末インストール確認
富士通の東京部隊より来社。インストールはできたが、つながらず。レジストリの設定で書き込みできていない項目があり、ハンドで修正。稼働確認。また、SP2用の端末では、adoministratorではインストールでエラーが出なかった。IBMの端末では、このG40とRシリーズで内容は違うものの、エラーが出るとの報告があるらしい。
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