限界まで働くために、どのような方向性を選ぶか   2021.1.19(825字)



単純に転職を考えれば、これまでサラリーマン28年の経験を活かし、これまでやってきたことの延長線上で、ということになるのだろう。とはいうものの、自分は専門分野がないので、中小企業やベンチャーの支援ということになろうか。

支援って、具体的にはどういうものだろう?
経理、意志決定、組織マネジメント等々、事業継続に必要ないろんなノウハウを指導、あるいは実務面でサポートするということになろうか。取引先や役所対応も、一通りのことはやってきたので、よほど特殊案件でない限りいろいろサポートできると思う。

それで自分が関与する組織が活性化したり、もっと言えば売上が増えると嬉しいと思う。ただし、そんなに上手くいくかどうかは微妙。中小企業といえどもそれぞれに「社風」はあるだろうし、内向きの会社は難しいだろう。

いっぽう、全然違うことをするというのはアリか?
51歳で体力に自信もないとなると、あまり冒険はしないほうがいいだろう。それでも、いまのデジタル化の流れは興味がある。もっと首を突っ込んで関わってみたいという気持ちがある。
たとえば、南国アールスタジオのwebサイトにあった、仏像等のデジタルアーカイブ。これをMRに直結させるという。
AIはあまり信用していないが、VRやAR、そしてMRは大きな可能性を感じる。どうせ新しいことをやるなら、これぐらいインパクトの強い分野に飛び込む方が楽しいかもしれない。そこで通用しなくても、世界が広がればどこか拾ってくれるところがあるかもしれない。

無難な前者で考えるか、あるいは賭けになるかもしれないが後者にチャレンジするか。
目的はお金ではない。今より下がっても、そこそこ暮らしていければいい。どちらかというと、日々納得して生きられるか。
それと、限界まで仕事ができるか、ということ。
この2点を叶えられるのはどちらだろう、と考えていくと、後者でチャレンジしてみるのがいいような気がしてくる。
最悪、65歳までつなげば年金で暮らしていける。