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2007.7.18 中津・十三

Canon EOS Kiss Digital N EF-S18-55mm F3.5-5.6II USM(35mm換算:29〜88mm)

































この場所だけで30分近く粘る。人、電車、空のあらゆる組み合わせを試す。

 ノー残業デーなので18時すぐに退出。阪急フォトの本を読んだ影響で阪急を撮りたくなっていた。日が長いので中津へ行ってみるが、ほぼ線路の方向で光が入ってくるため、正面しか光が回らない。しかし西日の気持ちいい光。キスデジなので望遠側が弱い。135mm相当あればよかったのだが。やはりEOS20Dを持ってくるべきだったか。
 そのうち日没が迫ってきたのと、それほど形式写真も思うように撮れないので十三へ異動。グランプリの写真に縛られないよう、新しいアングルを探す。京阪間がメインテーマなので京都線中心に撮影。ホームでいろいろ試したあと駅前へ出る。ガード下がそれなりにおもしろいと思ったので、電車と人の組み合わせをねらってひたすら粘る。19時半、まだ空は青かったのだが、子供のことが気になって終了。
 もともとは形式写真主体に、記録をしっかり考えてみようと思っていたのだが、途中からすっかりアートフォトになっていた。しかもこちらはかなり燃えていた。本を読んでいると形式写真も撮ってみようと思うのだけれど、撮り始めるとアートに走ってしまう。もっとも、時間帯もいちばんアートに適した時間だったし、機材がキスデジと軽量ズームという理由もあった。あらためて姿写真にじっくり取り組んでみたいと思う。姿を撮るには、事前の調査がかなり大切だ。その場の偶然性に頼るアートとはアプローチが異なる。とくに天候と光線状態がかなり重要なウェイトを占めるので、このあたりの調査・資料づくりから始めることも必要だ。