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2006.4.7 夕暮れの桜ノ宮公園

Canon EOS20D EF-S17-85mm F4〜5.6 IS USM(35mm換算:27〜136mm)





















































碧惟の粘土作品「蛇の対決」






 17時にフレックスで退社。桜風景をめざして天満橋へ行く。あと1時間早く出ることができたら夙川へ行きたかったが、決算期間でもあるし文句は言えない。京阪地下道を出たところの金魚屋は看板がなくなっていた。桜ノ宮は満開。企業の花見で場所取りが多い。金曜だからなおさらだろう。暮れゆく光景と川と桜を織り交ぜる。最初はオリジナリティを意識していたが、撮り重ねていくうち、いつものスナップに傾いていく。気づいたら改めて新しい作画に気持ちを傾ける。出店の匂いにつられ、300円のフランクフルトをほおばる。すっかり暮れて人が多くなってきた。会社帰りの花見客だろう。暗くなりすぎると人の扱いが難しくなる。被写体ブレを効果的に生かすか、静止している瞬間を狙うかだ。記念の風景写真も撮って19時頃駅に向かう。
 写真論に飢えていた。ジュンク堂で植田正治氏の「私の写真作法」を買って読む。初版は2000年9月。かばんには今日会社に届いた日経ビジネスの最新号が入っていたが、金曜でもあるし、仕事から離れて写真にのめり込みたかった。普通電車に乗り、ゆっくり読む。
 家では子供たちがおおはしゃぎ。碧惟の作った粘土の作品「蛇対決」を一脚に乗せてマクロで撮り、舞柚が生協でもらった風船を撮る。