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2005.11.26 北浜〜梅田

Canon EOS20D EF-S17-85mm F4〜5.6 IS USM(35mm換算:27〜136mm)


北浜


南森町


西天満


神山


神山


中崎町


梅田・茶屋町


梅田


梅田


梅田


写真展


写真展

 弓子が出勤。9時には中川医院へ行き子供たちのインフルエンザ予防接種。その後村野へ送っていき、昼のカップヌードルを食べて撮影に出発。都市をテーマに撮ろうと北浜に降りる。南森町から西天満へ抜け、梅田へ至る。できるだけ考えすぎないように撮る。レンズのズームが、今までは28mm多用だったのが、メッセージ性を意識すると35〜50mm相当をよく使うようになる。
 梅田・茶屋町の毎日放送ビルでコーヒーを飲む。あまり天気も良くないので、ゆっくり本を読む。一休みしたら再び撮影。光を求めて梅田の歩道橋へ行くが、光がさしたのは一瞬で、16時を少し過ぎると太陽がビルの影になってしまった。暗くなってきたのでキヤノンの写真展を見に行く。ついでにCCDを見てもらったら、けっこう大きなゴミがあったとのこと。一眼レフは大問題である。写真展は大阪芸大生の秀作展。少し詰めが甘い物もあったが、なかなかハイレベル。もっと若さを感じられたら最高か。これで帰ろうとかと思っていたが、ギャラリーに金村修氏の写真展の案内があった。ちょうど開催中で梅田のEST1付近。さっき通ってきたところだ。迷わず向かう。
 夕暮れの街を撮影しながら歩いていたら、すっかり暗くなってしまった。大阪造形センターと書かれていたが、見つけるまで少し迷った。単なる雑居ビルだったからだ。狭い階段を上がり、最後は靴をぬいでさらに上へ登る。たどり着いた部屋はモノクロ写真で埋め尽くされていた。壁も白と黒。金村氏と共作の吉野英理香氏の投げつけるようなサインが壁に書いてあった。写真も、突き放したような都市風景。そうそう、テーマは「大阪考現学」だが、東京の写真も数枚あった。全体的に黒いプリント。少し座って全体を眺めていた。前衛的な展示方法で、誰もいない部屋で写真を見ている自分。何か浮遊感のようなものに包まれていた。