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2001.4.7 フォトエキスポ2001

Canon EOS7 EF28〜135mm F3.5-5.6


REALA


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八幡屋公園
TREBI100

 インテックス大阪でフォトエキスポ2001が開催された。初めてのカメラショーでわくわくしていたのだが、急遽仕事が入り、午前中に何とか済ませ、慌ただしく会場入りした。

 大きな会場を使った展示会は、過去にファッションの仕事関係で経験しているので、それほど珍しくはなかったが、それでも一種のお祭りのような華やいだ雰囲気は、なんとなく気持ちを高揚させてくれる。

 各ブースをたどっていくと、奥の方に人だかりができている。
「なんじゃろな?」と背伸びをしてみると、モデル撮影会が行われていた。なるほど、群がるわけである。ポートレートはあまり撮ったことがなく、それ向きのレンズを持ってるわけでもない。だが、いつかは撮ってみたい分野ではある。

 しかし、冷静にその状況を見ていると、一人の女性を男がカメラ片手に寄ってたかっている姿というものが、何ともみっともなく思えてきた。
「俺には向いてないかもしれん」
 そう思って他のブースに目を移した。


 しばらくして、ふと振り返ると、モデルさんが代わっていた。はっきりいって、先ほどより「べっぴん」である。
「なかなかモデルさん撮る機会もないやろうし、食わず嫌いもよくないだろうし、せっかくだから2〜3枚だけ撮っておこう」
とカバンの中からごそごそカメラを取り出した。

 運良く最前列に場所をとることができ、カメラを構える。とはいえ、28〜135mmズームで開放f5.6はつらいものがある。フラッシュも持ってきていないので、内蔵のものしかない。
「数枚記念に撮ればいいや」

 と、カメラを構えていると、モデルさんがこちらに視線をくれた。はっきりいって、31歳の妻子持ちおっさんでも、久々のドキドキである。
「おお〜っ、こっち見てるやんけ〜」
あたりまえである。撮影会なんだから。別に、俺に気があるわけじゃない。

 と興奮したまま、あっというまにフィルムカウンターが30近くになっていた。
 不覚である。2〜3枚のつもりだったのに。
残りは中途半端なので、他のおねえさんを撮った。

 ちなみに、来年は大口径望遠とフラッシュを持参したいと考えている。